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ファーストステップBコース:小物、椅子、桶の汚れが溜まっている場合は浴槽の釜掃除を兼ねて
小物、椅子、桶の汚れを溜めてしまった場合は、残り湯と過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を使い、バスタブ、風呂釜の掃除を、まとめて行うのもお勧めです。
市販品のジャバのようなメンテナンスを、酸素系漂白剤で行うようなイメージです。このとき、小物、椅子、桶も浸けて、汚れ落としをしやすくします。
①バスタブの残り湯に、酸素系漂白剤を湯に溶く
追い炊き口よりも、高い位置に、残り湯があることを確認します。平均的な家族風呂なら、ここに、酸素系漂白剤250g程度、投入します。
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豆知識:先に酸素系漂白剤を溶いておく
量が多いため、先に湯で溶いたものを投入するほうが効率は良いです。
バケツ程度の湯の容量では、一度ですべて溶けきらないと思いますが、その場合は、溶けた上澄み液を流し、底に沈んだ酸素系漂白剤の上から、新たな湯を入れ、それを溶いて、また投入するという作業を繰り返します。こうしておくと、浴槽の水をバシャバシャ、かき混ぜる必要もありません。
浴槽にいろいろなものを浮かべてしまいますし、深さのある浴槽の底をジャバジャバとかき混ぜて、酸素系漂白剤が溶けているかどうかを確認するのは、浴槽の底が深い分、見えにくいし、しにくい作業になります。
②小物、椅子、桶も投入する
シャンプーといったものの容器は、しっかり蓋をしておけば、かってに漏れることはありません。逆に、しっかり蓋をしているのに、何かが漏れるおそれがあるものは、おおちゃくしないで、個別に掃除します(*^_^*)。それでも、手間を減らせる分、楽チンだと思います。
③追い炊きする
酸素系漂白剤は、40度以上の温度で働きが活性化します。そのため、風呂の追い炊き機能を使い、浴槽の湯が40度以上になるよう追い炊きしてください。
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④数時間放置した後、残り湯を抜き、再び湯をはる
数時間、付けおきしたら、バスタブ、小物、椅子、桶など、外に出します。
残り湯を捨て、再び、湯を張ります。
市販の風呂釜洗い商品を使った場合もそうですが、風呂釜の掃除をかねているので、一度湯を張りなおすことで、釜のなかに入り込んだ汚水を外に排出します。
我が家は、自動給油タイプなので、給油と湯沸しが同時に行われるため、このままでよいですが、水道の水、または湯を張ったあと、追い炊きするタイプのお風呂では、釜から上方に十センチ以上の水を張ったあと、一度、追い炊きしてください。
透明だと見えにくいので、写真に着色しましたが、釜から排出された湯は、うっすらと泡の塊が浮いているのが見えると思います。お湯がもったいない気がしますが、汚れた水のお風呂に入ることになってしまうため、一度、こうした作業が必要になります。
⑤溜めた水は、最初のすすぎ洗いに利用する
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ここで溜めた湯は、洗面器やバケツで汲み取り、小物、椅子、置けの、最初の流し洗いに利用してください。
浸けていたので、汚れが浮き、落としやすくなってします。ただ、完全には落ちていない汚れもあると思うので、この場合は、ファーストステップAコース同様、ブラシやスポンジを使って掃除してください。
最後は、一応、シャワーや水道の水で、ざっと流しましょう。この段階では、かなり酸素系漂白剤が薄くなっていますが、最後の仕上げの流し洗いだと考えていただければいいかと思います。
⑥風呂釜、フィルターまわりの掃除も忘れずに
風呂釜の掃除も忘れずにやってしまいましょう。
我が家の場合は、銀色のフィルターがついているので、そのフィルターと、釜の掃除をブラシでやっています。
釜のほうは、まだ水が残っているうちに、ブラシでこすって汚れをかき出します。フィルターも網々なので、ブラシでこすり洗いします。
注意
我が家では、風呂釜まわりも、それほど高温にならないため、それほど時間をおかずに掃除できますが、高温になる場合は、湯が冷め、釜もさめてから行うようにしてください。
⑦終了作業
水を抜いて、浴槽をスポンジでざっと洗い終了です。
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