これから、バスルームのナチュラルクリーニングについて書いていきたいと思います。
今回は、『小物 椅子・桶、浴槽のメンテナンス』ついて。セカンドステップは『日常的な浴槽の掃除』、サードステップは『鏡、蛇口、シャワーヘッドの掃除』、ファイナルステップは『排水口、床、壁、天井の掃除』です。
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ある程度の広さがある空間を掃除するときは、最初に掃除するエリア、対象物を自分なりに区切って眺めるのがよいと思います。それが、掃除のポイントにもなりますし、掃除のたびに行き当たりばったりでやるよりも、効率が増します。また、毎回の掃除を手順化することで、やり忘れ箇所も防ぐことができます。

 

最初に小物、椅子や桶を綺麗にして、浴室の外に出す

お風呂場は、小物、椅子や桶などがあり、これらを浴室に置いたまま掃除すると、やり残し箇所が生まれやすいので、浴室の外に出してしまってから、掃除をはじめるのがお勧めです。
また、小物、椅子や桶も汚れている場合は、ここでお掃除します。床や排水口を掃除してから、小物を掃除するために、それらを汚してしまうのも、気分的に残念ですしね(*^_^*)。最後は、全部、ピカピカで終わったほうが達成感も、あると思います。

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ファーストステップAコース:ちょっとした小物、椅子、桶の汚れなら、その場で掃除

小物、椅子や桶のちょっとした汚れなら、その場で汚れおとします。

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中性洗剤の代わりに、ナチュラルクリーニングでは重曹を使うのが一般的です。
現在の私は、『とれるNO1』というバイオ洗剤が使っています。こと、排水がある箇所の掃除は、この洗剤を使って排水口に流すことで、排水の浄化というメリットもあります。

 

手が荒れない洗剤、とれるNO.1

 

私がこの洗剤を使うようになった経緯や、この洗剤の汚れ落しのメカニズムに興味がある方は、以下の過去記事を参照してください。

『とれるNO1』を使って日常的にトイレの排水まわりの掃除&掃除の負荷軽減(その2) ☆彡 ナチュラルクリーニング実践トイレ番外編

 

コラム:お掃除が得意でない方ほど、楽に掃除できるアイテムを使おう

よく、『お掃除に使用済みの歯ブラシを使う』という話を耳にしますが、掃除が得意でない人間は、使用済み歯ブラシが、ただのゴミと化して捨てられないまま放置され、その場にあったスポンジなどの掃除用具で掃除しておしまい、使われるべき場面で使われないというケースも多いです。

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たとえば、料理が不得意な人に、ドレッシング用の小さな泡立て器で、ケーキ用の卵白を泡立てろと言っても、イライラが募り、途中で嫌になるのが目に見えている。そのため、ろくに泡立ってない卵白を使ってケーキを焼き、満足いく結果が残せない。
掃除でも同じことで、元来、掃除下手な私の経験上、不得手な人間なら、なおのこと、その掃除に適した道具を使うほうが、掃除が上手になります。

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掃除が不得手だと思っている人の多くが、掃除用具のなかでも、掃除用のブラシを使わなかったりもします。『まあ、これぐらいでいいか』と汚れ取りも中途半端になりがち。汚れを残しているから、汚れ溜まりやすく、この前、歯ブラシを掃除したとしても、大変だった記憶が残っているから、重い腰があがらず、ますます汚れが溜まり、重い腰を上げたときは、また掃除が大変になるという悪循環を繰り返します。

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デコボコした形状のさまざまな対象物の汚れは、スポンジでは綺麗にするのに、労力がかかるだけで、簡単に綺麗できない場合が多いです。また、歯ブラシよりも大きなサイズの掃除用ブラシは、ブラシという特徴上、細かい部分の掃除にも使えますから、お風呂掃除でも、1本は用意することをお勧めします。

 

参考;風呂掃除でも活躍するブラシ

①目地ブラシ
この目地ブラシは、掃除本などでも紹介される頻度が高いソフトブラシ、ハードブラシの両方がついたタイプです。

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掃除本に掲載されたりしているので、風呂掃除のブラシとしても人気が高いです。ただ、書籍は、多くの家庭で汎用的に使えるものを、紹介せざるを得ませんから、浴室の環境によっては、ハードブラシ(青いほう)の出番が、ほとんどありません。

ソフトブラシは、ソフトといっても、それなりの硬さがあり、小物、風呂の蓋、扉の溝や、浴槽の繋ぎ目、蛇口やシャワーといったデコボコの形状の掃除対象物の多くが、ソフトブラシで対応できます。
ハードブラシは、タイルの目地をこするのに役立ちますが、我が家の浴室はタイルを使っていません。そのため、風呂掃除では、青色のハードブラシの出番はないに等しいです。
私は、こういう記事を書いているし、他の場所、対象物の掃除では使えるので、所持していますが、浴室の環境によっては、次に紹介するブラシのほうが活躍するかもしれません。

②溝すっきりブラシ
浴槽の繋ぎ目、浴室の扉の溝なども掃除ができるブラシです。ブラシの部分は最初に紹介したブラシのソフトブラシ程度の硬さがあります。

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柄の青い部分を開くと、浴室のサッシの掃除ができる先端の細い溝掃除の稼動部が登場します。浴室のドアのサッシは、水分を含んだ埃が乾燥してかまたっているので、ブラシだけでは綺麗にならないことも多いです。
バスルームの床や壁が、タイルではない我が家では、風呂掃除においては、こちらのブラシのほうが、浴室掃除の使用頻度が高いです。

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その2は、『ファーストステップBコース』としました。
椅子や桶、小物を洗った記憶が遠い場合、ひとつひとつの汚れも落としにくくなっています。そこで、風呂釜のメンテナンスも兼ね、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を使い、まとめて、汚れを落としやすくします。

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