酸性汚れのクリーニング

人の体から出た赤や皮脂は弱酸性の汚れです。そのため、酸性の汚れは、アルカリ性の洗浄剤を用いることで中和してクリーニングします。

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重曹を使う場合
蛇口は稼動部の繋ぎ目が多いですから、粉のままだと使いにくいですね。重曹スプレーを使うという手もあるのですが、重曹自体が水に溶けにくいという性質があるため、湯でよく溶かさないとスプレーボトルが目詰まりを起こしてしまいがちなので、重曹ペーストを使うのが良いと思います。

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重曹ペーストの作り方
重曹3、水1の割合で混ぜ合わせます。
図は、重曹小匙3、水小匙1の割合で作った重曹ペーストです。風呂の蛇口とシャワー掃除なら、これぐらいの分量があれば十分です。

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スポンジとブラシを併用して掃除する
スポンジ掃除で全体を洗うついでに、重蔵塗り伸ばしましょう。その後で、蛇口の凹凸箇所を、ブラシで掃除します。蛇口は、凹凸が多く、凹凸が多いため、ブラシでこすらないと、溝の汚れが落ちません。

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シャワーも同様に掃除
シャワーも重曹ペーストを乗せたスポンジで全体を拭き、繋ぎの目の部分をブラシでこすります。

 

 

『とれるNO1』を使う場合
私が愛用する『とれるNO1』も、重曹同様、pH8~9のアルカリ性洗浄剤です。
重曹では、汚れを落としても、汚れた排水を流すだけですから、私は、こと排水が絡むトイレ、浴室、台所でのナチュラルクリーニングでは、とれるNO1という洗浄剤を使っています。興味がある方は、以下の過去記事の読んで頂けると、とれるNO1が汚水を浄化するエコ洗剤だと分かると思います。

『とれるNO1』を使って日常的にトイレの排水まわりの掃除&掃除の負荷軽減(その1) ☆彡 ナチュラルクリーニング実践トイレ番外編

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ここではバスタブ洗いで使った『とれるNO1』のパックを使いました。
とれるNO1のスプレー(液体)タイプを使い、スポンジやブラシを併用しても良いのですが、センカンドステップのバスタブの掃除でも使った粉末を入れたパックを利用しました。

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掃除の仕方は、『とれるNO1』スプレータイプを使う場合は、最初はスポンジで全体を拭き、凹凸部分の汚れをブラシで落とします。
私のように『とれるNO1』の粉末パックを使った場合は、パックをスポンジ代わりに全体を拭き、その後、ブラシで凹凸部の掃除をします。

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シャワーも同様に掃除
スポンジの代わりに、蛇口やシャワー全体を拭き、そのあと、繋ぎ目のような部分の汚れをブラシでかき出します。

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アルカリ汚れには、クエン酸を使う

次回は、石鹸カス、水垢(カリシウム質)といったアルカリ汚れを、酸性のクエン酸を使って掃除します。
鏡は、人体の皮脂汚れや垢汚れより、石鹸カスや水垢の汚れが中心なので、次回にまわしました。

ただ、私が思うに、アルカリ剤での掃除で綺麗にならないと嘆いていらっしゃるの方には、鏡の、いわゆる白く曇ったような硬い水垢(ケイ酸)汚れを落としたいという方も多いのではないかと思います。
自分の落としたい汚れがこちらだった場合、クエン酸では落ちないので、その他の対処もご案内することになります。記事がだいぶ長くなりますので、今回は酸性汚れ編として、次回、アルカリ汚れ編という形で、まとめて記事にあげたいと思います。

 

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