前回の続きで、今回はジャパン コーヒー ロースターチャンピオンシップで入賞経験がある焙煎士が、コーヒー豆の品質や鮮度にこだわって最高の焙煎に仕上げた珈琲を提供すROKUMEI COFFEE(株式会社路珈珈)のお試しセットのスペシャルティコーヒーについてです。

お試しセット

お試しセットは、『ロクメイブレンド』、『ニカラグラ カサブランカ農園』、『インドネシア マンデリン ブルーリントン』、『エチオピア イルガチェフェG1ナチュラル』の4種類でした。
ちなみに、私的に衝撃だったコーヒーは、『エチオピア イルガチェフェG1ナチュラル』。

とくに、酸味の強いコーヒーが苦手だと思っている方は、ぜひ、このコーヒーの感想を読んでください。掛け値なしで、このコーヒーを飲んだら、『酸味の強いコーヒー苦手なんだよね』なんて、恥ずかしくて言えなくなっちゃうぐらいの味です。



 

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ロクメイブブレンド

バランスの取れたのみ安さを追求したスペシャリティコーヒーを知るためのブレンドです。使用されているコーヒー豆は、グァテマラ、ブランジル、ケニア。すっきりとした後味で、コーヒー豆の甘み、酸味、苦味のバランスが取れていますから、毎日、飲んでも飽きがこない味わいのコーヒーでした。お店の顔となる店の名がついたブレンドですから、幅広い層に、好まれる味だと思います。
ただ、苦味の強いコーヒーや酸味の強いコーヒーが好きという方には、ふつう過ぎるという印象が強いかもしれませんが、何だかんだ言っても、定番は王道。癖がないので、朝食の後の一杯としても、楽しめます。

 

ニカラグア カサブランカ農園

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カサ・ブランカ農園は、ニカラグラの北西部、ホンジュラスとの国境に近い、崖と谷が入り組んだ山岳地帯に位置します。ニカラグラコーヒーの名産地で、このあたりにはCOEの入賞農園が多いことで知られていますね。カサ・ブランカ農園も、CEO10位に入賞したk経歴がある世界的な名農園です。

参考;COE(カップ オブ エクセレンス)
コーヒーの生産国のなかで、最初にスペシャリティコーヒーの波に乗ったのは、ブラジルです。1999年、ブラジルで世界初のコーヒーの国際品評会が開かれ、『COE(カップ オブ エクセレンス)』という品評会が世界的なコーヒーの国際評価の場の代表格となりました。COEの動きは、当初、中米、南米を中心に生産国の間で広がり、現在では、アフリカでも開催されています。

この農園のコーヒーは、質の高い甘みと芳醇な香りが特徴です。豆本来の甘みと香りが強いので、より、コーヒーの香りを楽しみたい、苦味が得意じゃないという方でも、美味しく飲めます。
一般的なコーヒーは、苦味と酸味という特徴が前面に出ることが多いですが、シャペシャリティコーヒーは、良質な豆が持つ甘みも審査評価対象。逆に、一般的なコーヒーで、苦味と酸味がクローズアップされるのは、スペシャルティコーヒーほど豆の甘みが味わえないからだともいえます。

 

インドネシア マンデリン ブルーリントン

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マンデリンは、インドネジアのコーヒーですね。このコーヒーは、スマトラのアラビカ種の最高クラスの厳選豆をしようしていますし、海上輸送は壁面に断熱材を用いた温度管理に長けたリーファコンアテナを利用しているそうです。苦味とコクが深いタイプのコーヒーですから、焙煎は中深煎りぐらいで仕上げられていました。このコーヒーは味の層が複雑なので、ゴクゴク飲むというよりは、ゆっくり味わうのが良いコーヒーです。
味の層が複雑なので、煎れ方しだいで、味わいが顕著に違ってしまいそうですが、ぶっちゃけ、つたない腕しか持たない私ではなく、プロに入れて貰ったのを飲んでみたいと思いました(*^_^*)。おそらく、コク深めのコーヒーが好きな方は、このコーヒーが好みだと思う方が多いのではないかと思います。

 

エチオピア イルガチェフェG1ナチュラル

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エチオピアのイルガチェフェ地区で手摘みされているコーヒーです。コーヒーのなかではフルティーで、最初はストロベリーのような酸味を、後味はシトラス系の酸味を楽しむことができると案内されていたのですが……

何じゃ、こりゃっ!! 封を開けた瞬間から超フルーティー、ベリーっぽい甘い香りっ!! これ、本当にただのコーヒー? フレーバーコーヒーじゃないのと思うぐらいの香りが広がりました。

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私が間違っておりました。酸っぱいコーヒーと、コーヒーの酸味は別ものです
私は、酸味の強いコーヒーが好きではないと思っていたのですが、そんなことを言っていた自分が、恥ずかしいです。
かなり元乙女(ババア)臭いことを言いますが、『羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く』とはよく言ったもので、私は、過去、酸味の強いコーヒーをマズと思った経験から、酸味強めの良質なコーヒーを買ったことがなかったんです。専門店でも、酸味が強そうだと思うメニューは完全スルー。つまり、私は『コーヒー本来の酸味』と、『酸っぱいコーヒー』の区別がついていなかったのです。

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コーヒーの酸味を、缶コーヒーのような酸っぱさだと思っている方、ぜひ、この豆を試してください。ぜんぜん、違います。コーヒーの『フルーティーな酸味』の意味が、一発で分かります。私の次元が高くない舌でも分かったので、誰にでも分かると思います。
より、フルーティなコーヒーの酸味を味わいたいなら、フレンチプレンスで煎れるのも、お勧め。

>>ロクメイコーヒー 無料お試しセット

 

お試しセットの私のNO1

もうお分かりかと思いますが、『エチオピア イルガチェフェG1ナチュラル』です。
ぶっちゃけ、一番好きな味だったのは、『インドネシア マンデリン ブルーリントン』だったのですが、前者のスペシャルティコーヒーは、衝撃度が違った(*^_^*)。
スペシャルティコーヒーは、一般的なコーヒーとはぜんぜん違うと、実感させられた一品でもありました。
本当に、コーヒーの酸味の美味しさが今ひとつ分からないという方は、このコーヒーを飲んでみてください。

 

10%割挽き券のオマケつき

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美味しいコーヒーの淹れ方のパンフレットのほか、初回購入者には、10%割挽き券がついていました。

はい。私は、これで酸味を楽しめるスペシャルティコーヒーを買う気まんまんです。
スペシャルティコーヒーの凄さって、自分が好きな系統の味のコーヒーより、自分が苦手だと思っている系統の味のコーヒーを飲んだときのほうが、はっきり分かるものなのかもしれませんね。

初回限定ですが、送料無料で、100g×4種類が試せて2160円。私は、決して、高くないと思いました。私のコーヒーの世界観が変わりましたから(*^_^*)。

 

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