今年の5月に、ワンダーシェフの電気圧力鍋を購入しまして、その記事もアップしました。

おすすめ電気圧力鍋の特徴と、選び方をまとめてみました

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最近、寒くなってきたからでしょうか。
電気圧力鍋の情報を求めて、このサイトに来てくださる方も多いようです。

実は、昨日、一般的な電気圧力鍋とは、毛並みが違うIH圧力鍋を購入しました。
数日中には、届くと思うので、マイコン式電気圧力鍋と、IH式電気圧力鍋の違いなどを比較する新連載を開始する予定。

象印圧力

で、きっと、こんなことを思われる方もいらっしゃると思います。

『半年前に電気圧力鍋買って、また電気圧力鍋買うって、おかしくない?』と(*^_^*)

これには、古くなった炊飯器を買い換えようと色々検討した結果という経緯があり、マイコン式の電気圧力鍋と、IH式の電気圧力鍋は、違った用途に使えるため、1台ずつあっても、私的には、無駄というわけではないのです。

現在の電気圧力鍋は、ご飯や玄米が炊けるコースが、スイッチひとつで出来るようメニュー化されている製品が多く、炊飯器にも近い家電。

新連載を始めるにあたり、『そもそもマイコン式とIH式は何が違うのか?』という内容をプロローグ記事をアップしておこうと思いました

ここでは炊飯器の話から入っていますが、電気圧力鍋も、マイコン式とIH式があり、まずは炊飯器の違いを知っていただくことが、電気圧力鍋も理解しやすくなると思います。

というのも、電気圧力鍋は、色んな料理を作るものなので、幅広い料理に対した機能を提供しているのに対し、つまるところ、『米を炊く』という目的に特化したマイコン式の炊飯器とIH式炊飯器の違いを例にしたほうが、導入部としては、話が分かりやすいのです。

話は遡ること十余年前

十余年前、住まいを購入。
旦那様も、私も一人暮らし歴が長いので、それまでは、自分たちが持っていた家電を使っていたのですが、心機一転、オール新品で揃えることに決定。

一生に一度のことと、財布の紐が緩みまくっていた時期、私は家電量販店で、高飛車なオーラを放つIH炊飯器と出会ったのです。

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今はIH炊飯器が主流ですし、5.5合炊きで10万円以上する高額炊飯器も珍しいものではありませんが、当時は、まだまだ、マイコン炊飯器を使っている家庭も多かった時代。

IH炊飯器選び

5万を超える炊飯器は、高額商品で、量販店でも、特別席に鎮座している感じでした(*^_^*)

炊飯器の上部に、複数、大きく『IH』とプリントされていて、まだ、『IH=高級品』だった時代の主張を感じます。。。。

当時は、新居に向けての衝動買い。当時は、私もまだ、主婦歴浅く、最新式を買ったぐらいの気持ちで、IH炊飯器の特徴なんて気にしていませんでした。。。

この炊飯器、不調になることも知らず、快調に働いているのですが、十年以上、使ったので、さすがに内釜にはハガレが出はじめました。

そこで、そろそろ買いかえようと思い、炊飯器の検討をはじめたのですが、考えれば考えるほど、我が家の場合は、IH式の炊飯器は要らないという結論に達します。

それでは、ここで、マイコン式とIH式の違いについて確認しておききたいと思います。

マイコン式とIH式の違い

現在は1万円未満で買える低価格帯製品が多いマイコン炊飯器

マイコン炊飯器は、お米を炊く時、釜の底をヒーターで熱するタイプのもの。
炊飯器の底部に取り付けられている電熱ヒーターで釜を加熱したり、保温したりします。

かつては、単純に、釜が特定の温度に達すると、電熱ヒーターが電源を落とするという仕組みだったのですが、炊きムラなどの問題点もありました。

その後、マイコン制御になり、炊飯時間や温度を調整できる機能がついて、問題点も改善。
そのため、『マイコン式』と呼ばれるようになりました。

もちろん、IH式もマイコン制御ですが、先に熱ヒーター型が『マイコン式』と呼ばれるようになったので、IH式は、『マイコン式』とは言わないわけです。

→さまざまなマイコン式炊飯

 

上記はAmazonサイトの商品一覧ですが、私が想像していよりも、マイコン式の炊飯器は種類が多かったです。
炊飯器ではありませんが、電気圧力鍋も、ご飯が炊けるということで、商品一覧に飛び込んでいますね。

味は、個人差があり、主観にも左右されるのですが、IHでの炊飯は、量が多いご飯を炊く時に、とくに威力を発揮するので、2合、3合の少量炊飯では、IH炊飯器のメリットは小さくなります

土鍋ごはん

ぶっちゃけ、少量炊飯なら、鍋で炊いたご飯も美味しいです。
私も、時々、土鍋ごはんや、圧鍋ご飯を炊きます。

鍋ごはんも、鍋の底を熱して、ご飯を炊くスタイルです。つまり、少量の米であれば、鍋で炊いても美味しいし、マイコン式の炊飯器だから、美味しいお米が炊けないわけでもないのです。

『少量なら』と条件がつくのは、家庭のコンロの火力では、分量の多い米を美味しく炊くのが難しくなるからです。
そして、それは、マイコン式の炊飯器でも同じことなんですね。

かまど炊きを思い浮かべていただくといいかと思うのですが、お米は最初に、しっかり水分を含ませてから、強い火力で一気に炊き上げると、美味しくなります。

お米ひとつひとつの旨みを逃がさず、甘み、香り、適度な粘りがあるご飯になるからですね。

でも、米の量が増えるということは、米を一気に加熱する強い火力(熱)が必要になるということです。

だから、五合炊き、一生炊きといった商品になると、IH式のほうがご飯が美味しく炊ける。

次は、IH式は、米をどのように炊いているのか、確認していきたいと思います。

 

3万前後が売れ筋主力製品のIH式炊飯器

IHとは電磁誘導過熱(Induction Heating)の略です。
IH式の炊飯器は、IHクッキングヒーターなどと原理は同じで、電磁誘導を利用して、金属製の鍋(釜)自体を発熱させるという仕組み。

ただ、IHクッキングヒーターで鍋を使うときと違い、IH式炊飯器では、の内側のほうに熱を発生させ、一気に釜の温度をあげ、炊飯、保温を行っています。

そのため、釜の内側を電磁誘導と愛称の良い金属を素材にしています。外側が土鍋でも、内側にはIHに適したコーティングが施されているということです。

マイコン式は、釜の底から伝わるヒーターの熱を得るため、米の量が増えれば増えるほど、全体を素早く高温にするのが困難

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一方、IHなら、5合以上の分量でも、炊飯器の上部の蓋にも工夫を凝らし、釜内部の温度を一気に上げて、お米を炊き上げることができるため、米の量が多くなると、マイコン式より、IH式のほうが美味しいご飯が炊けます。
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→さまざまなIH式炊飯器
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あと、IH式は、マイコン式に比べ、発熱量の調節が細かくできるというメリットがあります。
ここは、IH式のちょっとしたポイント。
マイコン式の電気圧力鍋と、IH式の電気圧力鍋の機能差に関わる点でもありますが、温度制御が細かいということは炊飯でも、保温でも、米を美味しく炊く制御に優れ、米の美味しさを保つ制御にも優れているということです。

ただ、少量炊飯では、マイコン式とIH式の米の味に、そんなに大きな違いは感じられないと思います。

事前に水を含ませるなど、多少、手間がかかりますが、正直なところ、私は、少量炊飯なら、炊飯器よりも、短時間で一気に米を炊き上げる圧力鍋炊きのご飯のほうが美味しいと思います。

 

圧力鍋を使って、米や玄米を炊く人も珍しくない

圧力鍋ごはん

放り込んでおけば全自動でやってくれる炊飯器に比べ、じゃっかん手間がかかるのですが、お米好きの人間のなかには、圧力鍋を使って、米や玄米などを炊く人も珍しくありません。

少なくとも、私の場合、炊飯器の時短炊飯機能を使うのなら、時間は大した違いもありませんし、熱と圧力で一気にご飯を炊き上げられる圧力鍋を使います。

電気圧力鍋

圧力鍋で、ご飯を炊きたい人も多いから、現在の電気圧力鍋も、米や麦を炊くメニューは、スイッチひとつでできるように製品が多いともいえます。

手間といっても、電気圧力鍋なら、米や玄米を水に浸す時間に注意を払うだけで、あとは電気圧力鍋に水と米や玄米を入れて、スイッチを押すだけです。
ただ、電気圧力鍋の場合は、何時間後に、スイッチONといった予約機能がない機種も多いです。
炊飯に限り予約機能があるといった機種もあり、炊飯以外のメニューにも対応した機種もありますが、汎用性が高い電気圧力鍋に対して、炊飯器は炊飯に特化した製品。

そのため、米などの炊飯に限っては、炊飯器のほうが、スイッチひとつで出来るメニューが多く、手間をかけずに、美味しいお米が食べられるのは間違いありません。

我が家は少量炊飯家庭

我が家は夫婦二人暮らしなので、2合程度の少量炊飯家庭。

炊飯器を買いかえようと思い、IH炊飯器の商品を色々調べていたところ、ふっと『うち、IH炊飯器、要らなくね? 』という、そもそもな現実に気づいてしまったのです。

かと言って、マイコン式を買う気にはならない。
我が家は、直火の圧力鍋も、電気圧力鍋もあるので、どちらかの圧力鍋で炊いたほうが、美味しいご飯が炊けます。

そして、私に天啓が下りました。

そうだっ! この際、IH式の電気圧力鍋を買おうっ!!

(ええ~?????)と思われる方もいらっしゃると思うのですが、マイコン式とIH式の圧力鍋なら、1台ずつあっても、私的には、無駄にはならないのです。

というのも、IH式の圧力鍋は、私にとって『圧力鍋でもある多機能調理家電』であり、マイコン式の電気圧力鍋とは、一味も二味も違う電化製品だから。

先ほど、IH式は、温度管理がしやすいという話を書いたのですが、IH式の電気圧力鍋は10℃単位で温度を設定できるなどの機能があるため、ヨーグルや塩麹、納豆などの発酵食品を作ったり、パン生地の発酵にも困りません。

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はい、そうなんです。

IH式の電気圧力鍋は、『お前、圧力鍋、名乗ってるんじゃねえよっ!!』と突っ込みたくなる多機能ぶり。
我が家にあるホームベーカリーや、納豆ほかの発酵食品も作れるヨーグルトメーカーの立場が危ぶまれます。

でも、IH式の電気圧力鍋は、マイコン式の圧力鍋より、容量が小さく、重量が何Kg も多く、容量が小さいのに、消費電力がマイコン式の電気圧力鍋より大きいなどのデメリットもあるんですね。

そのため、純粋に電気圧力鍋に、電気圧力鍋の機能を求めているのなら、IH電気圧力鍋はランニグコストが悪いともいえます。

この辺りは、最初にご紹介した過去記事に、比較一覧表を掲載しているので、比較していただけると良いと思います。

まあ、うちには、ホームベーカリーも、発酵食品が作れるヨーグルトメーカーもあるのですが(^_^;)、ホームベーカリーも年代ものになりつつありますし、炊飯器を買うために用意していた予算がありますから、IH式の圧力鍋がどんなものか、買ってみるのも悪くはないかと……

料理も趣味なので、ただの電気圧力鍋にはできないメニューをいろいろ試す冒険に出るつもりで、ワクワクしています。

 

ちなみに、ワンダーシェフの電気圧力鍋は、『ザ・電気圧力鍋』です。
直火式の圧力鍋で作れる料理に対応した電気の圧力鍋という感じで、圧力鍋としては申し分ありません。
つまり、機能がシンプルなんですね。

あと、過去記事の比較になっているパナソニックの電気圧力は、ワンダーシェフよりも、機能が多いく、タイマー機能などもあるのですが、マイコン式の電気圧力鍋ですから、IH式と同じことはできません。
IH圧力鍋と違い、用途は電気圧力鍋の域を出ないということです。

この辺りの詳しい話は、IH式電気圧力鍋が届き次第、新連載の記事で書いていくことにします。

参考価格帯

売れ筋のワンダーシェフ、パナソニック、象印の電気圧力鍋の価格は、楽天の最安値ショップの一覧を掲載しています。自動的に最安値ショップが更新されるので、価格帯の参考にしていただければと思います。

>>ワンダーシェフ 電気圧力鍋 4L

>>象印 圧力IHなべ

>>パナソニック マイコン電気圧力なべ

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