いぜん、これから夏に向かう5月、ワンダーシェフの電気圧力鍋を買い、記事にアップしました。

夏にコンロの前で煮物なんぞしていると、ただでさえドロドロ一直線の顔が、さらなるドロドロ顔になってしまうので、私的には、電気圧力鍋は夏本番を迎える前に買いたい家電だったのですが、やはり年末年始の料理を意識でしょうか。

最近、電気圧力鍋を検索して、このサイトに来てくださる方が増えましたし、マイコン式だけでなく、IH式の圧力鍋も購入したので、もう少し詳しく人気の圧力鍋比較について書いておきたいと思いました。

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最高容量比較

人気の電気圧力鍋

電気圧力鍋には、『最大容量』とか『満水時』といった表示があります。
実際の調理は、これよりも水量が少なくなるのですが、電気圧力鍋の容量を把握する目安になっています。

明確な定義があるわけではありませんが、最大容量が2L程度までのものが、『コンパクトサイズ』と呼ばれる傾向にあるようです。

コンパクトサイズでも、米炊飯に関しては3合まで炊けるものもありますが、カレーやシチューといった料理は3人前だと、きつくなります。

そのため、単身者や、小食になった年齢層の夫婦世帯にはよいですが、現役世代や子供がいる標準世帯向けとしては、容量が3L以上ある製品が売れ筋です。

圧力鍋の老舗ワンダーシェフ、国内の有名メーカーの象印やパナソニックが発売しているのも、標準世帯向け製品です。

作れる料理の分量をイメージしやすいように、一番シンプルでわかりやすいと白米炊飯を例にしました。
どの製品も、附属のカップは、1カップ 200ml(200㏄)です。

参考:米の計量

一般的に、米や酒の場合の1杯は180ml(1合)に相当しますが、一升(1.8L)や1合(180ml)は日本独自のルール。仕様書や解説書は、製品が国外に輸出される場合、異国語訳されることもあり、1カップ200での表記が多いです。

圧力比較

人気の電気圧力鍋

直火の圧力鍋は1.6気圧から2気圧ぐらいまでの圧に対応した製品が主流です。

直火式の圧力鍋には、ワンダーシェフから短時間料理に利がある2.4気圧の製品があり、これぐらいの圧力が最高水準となります。1.6気圧だと低圧、2気圧だと高圧と表示される傾向にあります。

ただ、どんな材料でも高圧がよいというわけではなく、たとえば野菜は低圧調理にむいた種類が多いです。

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圧力鍋の作動気圧表記は、『気圧』と『Kpa』が併使われるのが一般的。
ワンダーシェフのカタログには60kPaとありますが、国内メーカー多い表記に揃え、ワンダーシェフは1.6気圧という表示にしています。

電気に限らず、直火式の圧力鍋にも関係する圧力鍋の作動気圧表記については、ちょっとわかりにくいので、参照ページを儲けました。

電気圧力鍋の圧力表示が気になる方は、過去記事を参照してください。

60kPaと160kPaが同じ1.6気圧!? ☆彡 圧力鍋の気圧表記は、ちょっと分かりにくい

作動気圧

ワンダーシェフ

http://souji.majyuteikoku.com/souji/2016/10/31/atsuryokunabe-kiatsu/

ワンダーシェフの作動気圧は1.6気圧固定。
価格が抑えられている分、圧力や温度に関する機能はシンプルです。
圧力固定なので、幅広い調理に対応できるよう1.6気圧が採用されています。

多機能になると使いこなすのも面倒になってしまう、家電製品の全機能を使いこなした例がないという方には、シンプルに料理が楽しめる電気圧力鍋だと思います。
付属のクッキングブックを確認しても、一般的な圧力鍋で作れる料理は網羅していますし、容量が大きいので、家族4人前のカレーやシチューといった料理もOKです。

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象印

http://souji.majyuteikoku.com/souji/2016/10/31/atsuryokunabe-kiatsu/

象印は、1.2気圧の固定圧力モードと、自動的に1.0~1.2気圧までの増圧、減圧を、自動で繰り返す可変圧力モードを搭載しています。

料理によっては、固定圧力モードを使ったほうが良いものと、増減圧を繰り返すことによって、味がしみ込みやすく、美味しくなるものもあるからです。

付属のレシピブックは、図のように、固定圧力モードを使うレシピと可変圧力モードを使うレシピに分類されているので、どの料理で、どちらのモードを使うかがわかりますし、掲載されていないメニューだったとしても、類似の原材料や料理を確認することで対応できます。

http://souji.majyuteikoku.com/souji/2016/10/31/atsuryokunabe-kiatsu/

マイコン式のワンダーシェフやパナソニックと比べ低圧ですから、調理時間がやや長めとなります。
ただ、後述する温度管理に優れているため、圧力鍋プラスαの調理家電として使え、料理の幅はマイコン式の電気圧力鍋よりも広がります。

一般的な電気圧力鍋では作れない、そして直火式の圧力鍋でも、吹きこぼれのリスクが高い大豆の水煮と料理も作ることができますし、玄米ごはんなども、水で洗った後、すぐに炊けるなど、他の電気圧力鍋では、できないことも可能です。

大豆の水煮は3時間、玄米炊きは1時間40分ほどかかりますが、一晩、大豆を水につけたり、数十分玄米を水につけたりといった作業が省けるので、使い勝手は悪くありません。

ただ、自動で、いろいろやってくれるだけに電気代はかかるということになりますし、少々、容量が小さいというデメリットもあるのですが(^_^.)、調理終了の合図があったら、蓋を開けても大丈夫しでし、うっかり、圧力ピンが下がらないうちに、鍋の蓋を開けようとするリスクも下がるので、安全性もかなり高いです。

パナソニック

電気圧力鍋比較

1.6気圧と、2気圧の二つのモードを搭載しており、圧力選択をボタンで切り替えて調理します。

こちらも添付のレシピブックのメニューに、高圧を使う、低圧を使う時などの指示が記載されていますから、使う時に、どちらを使ったらいいのかわからないということはありません。

電気圧力鍋は、直火式の圧力鍋より、圧が低くなる傾向にあるのですが、パナソックの電気圧力鍋は2気圧までに対応した優れた電気圧力鍋です。

ただ、圧力が高いため、蒸気のふきだし方の勢いが強いなど、吊り棚があるカウタンーなどの限られたスペースの台所の設置では二の足を踏む面もあり、他の電気圧力鍋に比べ、取り外す稼動部品がこまごましているので、手入れがやや面倒というデメリットもあります。

 

長くなりますので、今回はここまで。

今回は、電気圧力鍋の容量や圧設定など、電気圧力鍋の基本機能を中心に比較しましたが、【その2】では、保温機能、タイマー機能、温度調理など、付随機能を中心に人気の圧力鍋を比較します。

参考価格帯:楽天の最安値ショップ一覧

>>ワンダーシェフ 電気圧力鍋 4L

>>象印 圧力IHなべ

>>パナソニック マイコン電気圧力なべ

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