【その1】に続いて、おすすめ、人気の電気圧力鍋、ワンダーシェフ、象印、パナソニックの電気圧力鍋の特徴を比較していきたいと思います。
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目次
保温機能と予約タイマー機能
保温機能
保温機能は3者3様です。
ワンダーシェフ
調理が終わった後、自動で保温モードに移行します。保温が必要ないのなら、手動で切ボタンを押すことになります。
パナソニック
パナソニックは、調理後、自動で保温モードに移行せず、保温したい場合は、保温ボタンを押すという設定になります。
象印
象印には保温機能がありません。
参考;象印圧力IHの低温調理コース使って
象印は、他の電気圧力鍋ではない、パンの発酵、焼き、ヨーグルなどもできます。
後述する温度調整機能に優れ、13時間までのタイマーも設定できるので、保温のような機能を実現することはできました。
ここでいうタイマーとは、調理時間の設定をするタイマーのことで、この機能は、すべての電気圧力鍋にあります。
どれぐらいの時間、煮るのかなど、料理時間を設定できないと困りますから(*^_^*)
たとえば、パンの発酵、ヨーグルトを作っているとき、グツグツ煮えたら困りますから、低温設定にして、釜のなかの温度を一定に保つという機能が、象印の圧力IHにはあるのです。
料理によっても違いはあるのですが、一般的には、保温は低めで60℃、高めで70℃ぐらいです。
そのあたりの温度を目安にして、時間設定すれば、温かい状態が保てます。つまり、料理が冷めない環境も実現できるということです。
これは、保温機能ではなく、あくまで釜のなかの温度を一定に保つという機能を利用した私の勝手な方法ですが、ご参考までに。
予約タイマー機能
象印圧力IHは、白米と玄米やいった炊飯メニューに限り、予約設定できるようになっています。
圧力鍋を利用して、ご飯を炊きたい方は、炊飯に予約タイマーがあるのは便利です。
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温度調理
温度調理機能は、圧力調理とは関係ありません。
そもそも、圧力調理とは、鍋のなかに圧力をかけることで、沸点を上げ、具材が早くやわらかくしたり、味がしみ込みやすかったりという特徴を活かした調理方法です。
そのため、圧をかけたときの釜内部の温度は、通常の鍋よりも高温になっていますが、圧力を使わずに低い温度の料理ができる機能を搭載した電気圧力鍋もあります。
ワンダーシェフ
低価格でシンプルなワンダーシェフは、電気圧力鍋らしい電気圧力鍋ともいえ、鍋の温度を低温して使う調理方法に対応したコースはありません。
パナソニック
70℃、75℃、95℃の三つの温度を設定できます。
そのため、圧力蓋を使わなずに、単なる煮物をするときは弱火感覚で70℃や75℃を使ったり、温泉卵を作ったりすることができます。
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象印
IH式は温度制御が細かくできるのが特徴です。
象印圧力IHは、40℃から、10度ずつ、100度までの温度に対応しているため、40℃~50℃で温度を保つ必要なメニュー、たとえば、ヨーグルトや白味噌、塩麹などの発酵食品が作れるほか、パンの発酵、パン焼き機能もある多機能な電気調理器としても使えます。
いろいろな料理を手軽に作れるので、個人的には、かなり気に入っています。
パナソニックのほうが圧が高いというメリットがあるのですが、温度調理という面においては温度が中途半端なので、多機能調理器として利用するには、象印の圧力IHに利があります。
消費電力
消費電力は、象印圧力IHがもっとも高くなっています。
鍋シーズンということで、うっかり、グリル鍋や卓上IHコンロを消費電力の例にあげてしまいましたが、1200Wは、5.5号炊きのIH炊飯器並みです。
今は、IH式の炊飯器を使っていらっしゃる方も多いと思いますが、マイコン式の炊飯器は、3合炊きなら4~500Wぐらい、5.5合炊きなら600W前後の製品が主流。
そのため、マイコン式の炊飯器よりは、マイコン式の圧力鍋のほうが消費電力が高い傾向にあります。
サイズ、重量
どれも、5.5号炊きの炊飯器ぐらいの大きさはあります。
マイコン式よりも内部構造が複雑で多機能な分、重量はIH式が一番重くなっています。
参考価格帯
家電製品の価格は変動が頻繁で、最安値ショップも、しょっちゅう変わるので、楽天の最安値ショップ一覧を表示しておきます。
リアルタイムの価格が反映されているので、表示されるのは、今現在の価格帯と安値ショップです。
まとめ
容量重視ならワンダーシェフか、パナソニック。
圧力重視ならパナソニック。
多機能重視なら象印。
シンプルイズベスト、価格重視ならワンダーシェフ
といったところでしょうか。
私は、最初にシンプル機能でも、純粋に圧力鍋としては使いがってがよいワンダーシェフを購入したので、2台目の電気圧力鍋は、迷わず多機能な象印の圧力IHを選びました。
どの製品にも、良さと、足りない部分があるので、自分がどの性能を重視するかにポイントを置いて選ぶのが、もっとも後悔しない選択だと思います。
電気圧力鍋選びのご参考になれば幸いです(*^_^*)
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