先日の記事にアップした通り、購入した象印のIH圧力鍋が到着しました。

象印圧力鍋

ワンダーシェフ、パナソニックと並んで象印圧力IHも人気の電気圧力鍋ですが、マイコン式の電気圧力鍋とは、また違った特徴を持つのがIH式の電気圧力鍋。
今回は、その特徴を記事にしたいと思います。

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マイコン式とIH式の違いを知りたいという方は、過去記事をご覧になって頂ければと思います。

電気圧力鍋、象印圧力IHを買いました ☆彡 もうすぐ電気圧力鍋の新連載はじまります

仕様

象印IH

5.5号炊きの炊飯器の近いサイズだと考えていただければよかと思います。

 

象印IH

ただ、電気圧力鍋で、炊飯器ではないため、機能が炊飯器よりも多いため、筐体部分が大きく、内部のお釜は5.5合炊きの炊飯器よりも小さめです。

料理容量は、1.5L。お米や玄米、おこわといった炊飯を例にすると、0.5合から3合炊きに対応しています。

鍋には取っ手もついているので、料理も安心して取り出せます。

参考:吹きこぼれ防止機能がアピールされているのはなぜ?

後述しますが、象印圧力IH鍋は、温度調理に対応していて、大豆の水煮を作ることができます。
通常、乾物の大豆を煮豆にするときは、一晩、水につけておく必要があります。

ただ、象印圧力鍋は、低温調理が可能なので、50℃の低温調理で大豆の水煮を作ることができます。
一晩、豆をつけなくても、すぐに料理を開始できることになります。

マイコン式の電気圧力鍋は、これができません。
実際、ワンダーシェフとパナソニックの電気圧力鍋に添付されたレシピでは、両者とも煮豆料理は下準備として『一晩、水につけておく』ことが前提になっています。

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後述する温度設定の問題もありますが、大豆の水煮は、大豆の量に対して、大きめの圧力鍋を使わないと、吹きこぼれが発生しやすい調理のひとつ。本来、電気圧力鍋で作るようなものではなかったのです。

でも、象印圧力IH鍋は、吹きこぼれしない仕組みを考案し、50℃の低温調理にも対応しているため、一晩、豆を水につけなくても、豆を水煮にしてから、調理に入れるようにしています。

他の電気圧力鍋ではできないことを可能にした低温調理や吹きこぼれ防止機能が、圧力IH鍋の大きなセールスポイントになっているというわけです。

操作パネル

象印IH

操作パネルもくっきり、はっきりしていて見やすいです。

調理コースは、3種類。

①『圧力調理(可変圧力と一定圧力)』
②『温度調理(10℃刻みで40℃から100℃まで)
③『自動調理(白米、玄米、おこわ、パン発酵、パン焼き、麺)』

これらを、この操作パネルで設定することになりますが、コースのボタンが分かれていますし、時間設定するボタンもあるので、簡単に設定できます。

調理コースの詳細

圧力調理(可変圧力と一定圧力)

象印IH

象印圧力IHでは、『一定圧力メニュー』と『可変圧力メニュー』が搭載されています。
一定圧力は、1.2気圧の圧力をかけて調理するコース。
一方、可変圧力は、1.2気圧から1気圧の減圧、加圧を繰り返す調理コースです。

ここにもレシピ例が掲載されていますが、付属のレシピブックをみれば、どんな料理に、どちらのコースを選んだらいいのか分かるようになっています。

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象印IH

図は添付のレシピブックに掲載されているものです。

1-7

100のメニューが掲載されたレシピブックには、一定圧力、可変圧力別のレシピも掲載されているので、類似の材料を使った、類似の料理が、どちらのコースか調べれば、判断に迷わずにすみそうです(*^_^*)

温度調理

温度調理

冒頭でご紹介した過去記事に、IH式は温度制御がしやすいという内容を書いたのですが、象印IH圧力鍋では、40℃から100℃まで、10℃刻みの温度設定ができるため、圧力をかけない低温料理、高温料理も可能です。

ワンダーシェフの電気圧力鍋は温度設定はできませんし、ナソニックの電気圧力鍋も対応温度は70℃、85℃、95℃の3種類。

そのため、ヨーグルトや味噌などの発酵食品を作ったり、パン生地を発酵させたりすることはできません。

50℃のところには、吹きこぼれ防止機能でご紹介した大豆の水煮がレシピ例として掲載されていますね(*^_^*)

これら温度料理もレシピブックに掲載されているので、作り方、使い方は分かりやすいと思います。

自動料理

1-9

自動調理は、上図の6種類です。

最初は、『麺をゆでるコースっている?』と思ったのですが、意外と便利でした。
たとえば、パスタは100gに対して7分で茹であがるのですが、途中、ふきこぼれを心配して、鍋の火加減を調整する必要もありません(*^_^*)

麺メニューも、やっぱり、考えられた機能なんだなあと思いました。

まとめ

象印IH圧力鍋は、ワンダーシェフやパナソックの電気圧力鍋と違い、低温調理ができる、吹きこぼれやすいメニューにも対応したなどの特徴があります。
両者に比べると、グっと料理の幅が広がるのは確かですが、両者に比べ気圧が低い、消費電力が大きい、容量が小さいなど、さまざまな違いもあります。

いぜん、人気の圧力鍋(ワンダーシェフ、パナソニック、象印)の電気圧力鍋の比較記事を書いたのですが、概要的な内容なので、今度は、三者のさまざまな点を比較した記事をアップしたいなと思っています。

さすがに3台目の電気圧鍋を買うことはない(と思うのですが……)、パナソニックの電気圧力の仕様書やレシピ集は目を通しているので、今度はいぜんより、細かな三者の比較を記事にします。

参考価格帯

売れ筋のワンダーシェフ、パナソニック、象印の電気圧力鍋の価格は、楽天の最安値ショップの一覧を掲載しています。自動的に最安値ショップが更新されるので、価格帯の参考にしていただければと思います。

>>ワンダーシェフ 電気圧力鍋 4L

>>象印 圧力IHなべ

>>パナソニック マイコン電気圧力なべ

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