今はフローリングの住まいが多いので、ソファセットやダイニングテーブルの下にはラグを敷いている方も多いと思います。日常的な手入れをしていても、何年か経てば、丸洗いしたいという欲求にかれますよね。

飲み物などをこぼして、綺麗に拭きととったつもりでも、時間の経過とともに裏では染みになってしまったなんてこともありますし……(~_~)

今回は、私がラグを自分で洗おうか、クリーニングに出そうか迷って、結局、クリーニングに出すことに決めた顛末を書いておこうと思います。
ラグ類を自分で洗おうか、クリーニングに出そうか、迷っている方の参考になれば幸いです(*^_^*)

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数年使っていなかったラグを引っ張り出してみるとマズいことに

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最近、住まいの模様替えで、ラグが欲しい箇所が出来ました。引っ張り出したのは、何年か前に、床に近いタイプのホットカーペット購入により、不要になっていたラグです。

その時、捨てても良かったのですが、住まい購入時、かなり財布の紐が緩んでいるときに買ったラグで、お値段も安くはなかったので、とりあえず捨てずに保管していました。いずれ、別の場所で使っているラグを廃棄するときが来たら、使おうかなと思っていたのですが……。
何年も物置部屋の奥に放置していたので、ラグの裏面には染みが浮き出し、毛もペッタンコ状態です。

 

結局、自分で洗うのは諦めて、クリーニングを選んだ理由

私は、今、ナチュラルクリーニング関連の記事も書いていますから、自分で洗うのにかかる手間と時間は度外視。できることなら、自分でやりたい派だったのですが、結局、クリーニングを選びました。
もちろん、いくつかの理由があり、これが、ラグを自分で洗うか、クリーニングに出すかを分けるポイントにもなると思います。

 

裏張りのあるラグは、裏張りのないラグに比べ自宅での洗濯が難しい

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このラグは縦140cm、横200cmですが、裏張りがあるタイプ。丸めた写真を見て頂いてもわかるように、折りたたんで、洗濯機に入るようなものではありません。

裏張りのあるラグは、カーペットのような重みがあります。裏張りのないラグやカーペットは表面の図柄などが透けて見えるようなタイプですね。裏張りがあるものは、別途、裏地が縫いつけられているタイプのものです。

一般的に、裏地のついた硬めのラグを洗うとなると、洗濯機は無理なので、風呂場で洗うことになりますが、水を含んだ裏張りあるラグは数十Kgにもなってしまいます。

また、洗ったあとも、洗濯機で脱水できる洗濯物ようにはいきませんから、浴室乾燥機を利用して、浴室乾燥機を利用して、誰かの力を借りるしかして、ベランダに運び出すかという方法を取るしかありません。

あるいは、ベランダにブルーシートでも引いて、ベランダで洗えばいいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それだと浴槽に張った水を利用した踏み洗いもできません。それは、つまり、すすぎ洗いも甘くなるということです。この『すすぎ洗い』というのが、ラグやカーペットの自分洗濯でも、クリーニングでも、非常に重要なんですね。

 

残留洗剤の問題

目に見える汚れがさほどひどくない場合は、使う洗剤の量を極力抑えることができますが、染みがついてしまっているようなラグだと必然的に使う洗剤量の増えます。すすぎをしっかりできないということは、ラグ洗剤が残留してしまうことになります。
合成洗剤を使っているのなら、ラグに洗剤に含まれる化学物質が残ってしまうことになりますが、無添加石鹸での洗濯は困難を極めます。

 

ただでさえ難しい石鹸洗濯、ラグ洗濯の難易度は、さらに上がる

合成洗剤はいうに及ばす、無添加の石鹸を使っても、残留洗剤は肌に良い影響は与えません。
私の場合、合成洗剤による肌トラブルを抱えているので、合成洗剤という選択肢はありませんが、合成洗剤に比べて、肌に優しいとはいえ、石鹸洗濯も、残留洗剤が肌によくないのは同じことです。

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また、いぜん、石鹸洗濯の記事のなかにも書きましたが、石鹸洗濯は中途半端なすすぎ洗いをすると、落としきれなかった汚れが原因で、黄ばみ、臭いの問題も引き起こします

お肌に優しい石鹸洗濯、まずは石鹸の特徴を知ろう ☆彡 ナチュラルクリーニング実践洗濯編(その1)

さらに、ラグやカーペットのなかには、直射日光に晒すのがマズく、陰干しなければならないものも多いです。裏張りがあるラグは、分厚く、一日で乾くものではありませんから、なおのこと石鹸洗濯は難しくなります。

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価格が許容範囲だった

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ラグの価格と、クリーニング代が大差ないなら、そのラグは粗大にゴミに出して、新しいものを買ったほうが良いですが、私がクリーニングに出そうと思ったお店の簡易見積もりは、防ダニ加工をつけても、9000円弱(送料込み)程度でした。

もちろん、これは簡易見積もりで、実際は、もっと高くなってしまう可能性もあるのですが、ラグ自体の購入価格を考慮すると、クリーニング代が、この見積もりの倍の金額になっても、十分、満足感が得られます。そのため、思い切って、クリーニングに出してみることにしました。

 

安価でもシャンプー洗いの店は避けるのがお勧め

かつて、ラグやカーペットの洗浄は『シャンプー洗い』という方法が使われていました。今でも、安価にラグやカーペットを洗ってくれるクリーニングでは、この方法を使っています。

シャンプー洗いとは、ラグやカーペットにブラシのついた洗浄のためのローラー機器を使い、『シャンプー』と呼ばれる合成洗剤でブラッシング。その後、シャンプーを機会で吸い取り、乾燥させるという方法です。

つまり、シャンプー洗いとは、ラグやカーペットを『水で、すすいでいない』という方法ですね(~_~)。
業者にとっては、大量クリーニングできるというメリットはありますし、靴で踏んで歩くような環境のカーペットであれば問題ないと思いますが、個人宅のラグやカーペットとしては残留洗剤の問題は大きいです。

ラグやカーペットのような厚い生地は、綺麗にすすぎ洗いしても、わずかに洗剤が残ってしまうものですが、水ですすぎ洗いしていないとなれば、高濃度の合成洗剤が残っている状態になります。

そのため、今では、個人宅のラグやカーペットのクリーニングを手がける業者には、人体への優しさを考慮したナチュラルクリーニグを取り入れている店が増えています。

 

Cleaning @ DEA (クリーニングのデア)

 

今回、私が選んだクリーニング店は、Cleaning @ DEA(クリーングのデア)というお店です。
EM菌という米のとぎ汁由来の有益微生物を使った洗浄剤と、石鹸洗濯を取り入れていますから、肌にも優しいクリーニング方法です。Webサイトを確認する限り、石鹸洗濯のための準備も、石鹸洗浄も、すすぎも、干す環境も、整っています。

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まだ、結果がわからないので、本当の意味で、お勧めできるか、どうかは分かりませんし、後日、結果を見てから、改めて記事にしようと思いますが、興味のある方は、こちらのお店のサイトを見てみるのも良いと思います。ラグやカーペットのクリーング関連のメニューを見ていただくと、お店が、どのようにラグやカーペットをクリーニングしているか、自分のラグやカーペットがどのような種類のものか確認することができますし、価格シュミレターで、おおよその見積もりも算出したり、ラグやカーペットを送る際の梱包方法なども確認できます。

もし、結果を見て、良いお店だと分かったら、どのような流れでお願いするか、見積もりと実際の価格がどれぐらい開きがあったかなども含めて、詳しいことを記事にしますね(*^_^*)
私自身が、とても楽しみにしているので、あんまりガッカリする結果でなければいいなあと思います。

 

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