先日、鍋関連の記事をあさっていたら、『玄品ふぐ』のサイトに出くわしました。
もともとは、大阪府のふぐ料理屋さんからはじまり、関東に進出したのは平成二桁を数えてから。今では『玄品ふぐ』(ふぐ料理屋)のほかにも、蟹料理屋、カジュアルフレンチなど、他業種も含め、全国100店舗規模の事業を運営しています。

 

ふぐにまつわる私の思い出
高校時代に、授業中、何かしらの話の弾みで、先生が『このなかで、ふぐ食ったことがあるやついるか?』と聞いたことがあったんです。私は第2次ベビーブーマー。1クラス40人以上いるのが当たり前だったんですが、颯爽と手をあげたのはたった一人、肉屋の倅だけでした(ネタじゃないですよ。肉屋のパパがフグ好きだったらしいです)。

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私世代の田舎育ちの人間なんて、そんなもの。高校生になっても、ふぐは雲上人の食べ物あつかいですよ。
そんな私がフグを最初に食べたのは、20代になってから。入ったお店が東京某所にある『玄品ふぐ』でした。そして、隣席のお客さんたちの会話が忘れられません。

「やっぱ、ふぐは雑炊だよね~。いいダシが出ているよ~」
「そうだよね~、いいダシが出てるよ~」

隣席は家族連れ。確実に、小学生低学年と思しき兄と、幼稚園児ぐらいの妹の会話です。

田舎育ち第2次ベビーブーマーの私が、
(あー、やっぱ、すげーな、今時の都会の子供)と思ったのは言うまでもありません(*^_^*)。
もちろん、パパとママのうけうりなんでしょうが、それでも、時代の流れを感じるじゃありませんか。

私が子供だったころは、さまざまな飲食店がセントラルキッチンもって、チェーン展開なんて時代ではありませんでしたから、家族で出かけたついでに、ちょっとフグを食べて帰るなんて考えられませんでした。
私のなかでは、『晴れ着きて、清水の舞台から飛び降りるつもりで食えっ!』ぐらいのイメージの食べ物でしたよ。。。

 

白子も通販で買える時代になってたんだ・・・・
かつては、お店に行っても、あるとは限らなかったフグの白子。今は通販される時代。。。。
びっくりしました。白子までが冷凍技術と流通網の発達で、通販でも安定供給時代に突入していましたっ!!

よくよく考えると、輸入品のフォアグラも、余裕で通販される時代ですから、白子がそうであっても何ら不思議はなかったのですが、玄品ふぐのサイトを見るまで気づきませんでした。
そういえば、最近、まったくフグ食べてませんでした。。。。

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もちろん、我が家は養殖ものコースです。
でも、玄品ふぐでは、天然物の通販もやっています。
ただ、我が家では、ちょっと敷居過ぎる。そのため、養殖フグの身がたっぷり500gが2セットと、皮、もみじおろし、ポンズがセットになったフグ鍋セットと、200gの白子を買いました。
鍋は二度に分けて。夫婦二人なので、それでも、十分すぎるほどでしたが。

セットのほうは公式ショッピングサイトのトップページに表示されている天然トラフグ白子コースの下、でーんと、「9990円」の赤字が踊るやつです。国産とらふぐ白子もトップページに掲載されている200g 3000円のものですね。

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楽天の玄品フグのサイトもあります。今はポイントアッププログラムが走っていて、楽天カードを持っている方などは、こちらのほうが良いのかもしれません。

 

これ以外にもたくさんのセットコースがあります。

うちはひとつひとつが大きめの白子だった

サイトに掲載されている白子は5本入りの200gです。
私が読んだレビューでは200g、6本入っていたようなことが書いてあり、5,6本サイズを期待したのですが、大きめの3本で来ました。
サイズは、違いがあるようですから、希望があったら、慈善に、お店に要望を伝えるのがいいでしょう。

 

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ふつうに塩焼きにして、すだちで頂きました。おいしかったですよ~。そりゃ200gで3000円ですもの。

ホント、久しぶりだったので奮発しちゃいましたが、やっぱり滅多に食べられるものではありません。。。あ~ん、また食べたい。ホント、美味しかった。

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「やっぱ、ふぐは雑炊だよね~。いいダシが出ているよ~」
「そうだよね~、いいダシが出てるよ~」

いい歳のオバサンが、「否っ! フグは白子なのであーるっ!!」とか言っちゃったら、ダシの味が分かる今時のお子様に、『ふっ』と鼻で笑われちゃうんでしょうかね(*^_^*)

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