ダイソンのコードレス掃除機V8シリーズにはメインのソフトローラークリーナーヘッド、ダイレクトクリーナードライブヘッドのほかにも、さまざまなヘッドが付属します。
第4回では、メインの2つのヘッドを使用した感想を書いたので、今回は、その他の付属ヘッドの用途や感想を書きたいと思います。

付属のヘッドに関しては『Fluffy』は注意

付属のヘッドに関してはV8シリーズのなかでも、『Fluffy』だけは、ついていない付属ヘッドがあるので、注意してください。

2016年度モデル
3-3%e3%83%80%e3%82%a4%e3%82%bd%e3%83%b3v8%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba

スポンサーリンク

2017年度モデル

2016年度モデルと、2017年度モデルのおもな違いは、延長菅の色と、後述する標準の付属品にアップトップアダプターがつくか、否かです。

近年のダイソンは、コードレス掃除機と、コード付きの掃除機の新作発表を毎年やっているのですが、最上位モデルはV8シリーズで、この性能を上回る新型モデルは今季は発表されず、延長菅の色や、標準の付属品を追加して、今期のV8シリーズとして発表しました。そのため、本体の性能はV8シリーズのまま、変化がありません。

すべてのモデルに付属するヘッドを『標準の付属品』、Fluffyというモデルにはつかない付属ヘッドを、『その他の付属品』とすると以下のようになります。

ダイソン V8 付属品

2017年度モデルではモデルごとの延長菅の色が変わった

ダイソンV8シリーズのうち、2017年に発売された新型モデルは、本体の性能は2016年度発売のV8シリーズと変わりません。

掃除機としての性能が同じだから、製品のシリーズ名モデル名がまったく同じともいえます。

ただ、2017度発売モデルは、2016年度に発売されたものとは、延長菅の色が違ったり、標準の付属品がひとつ増えているなどの違いがあります。

延長菅の色(2016年度)
延長管の色
延長菅の色(2017年度)

出典>>ダイソンコードレス掃除機V8シリーズ公式サイト

スポンサーリンク

現在、ダイソンの公式直販サイトで販売されているV8シリーズは、昨年発売された直販限定モデルのAbsoluteExtaを除き、2017年度発売製品になっています。

量販店では、2016年度発売モデルも販売されており、2017年度モデルよりお買い得価格になっています。

また、現在のところ、直販限定モデルAbsoluteExtaは2016年度モデルのみとなっています。

2017年8月追記:『Absolute+』が登場

2016年度、直販限定モデルのAbsoluteExtaの後継として、『Absolute+』が登場しました。
限定モデルのAbsolute+は付属品が特殊なので、一般的なモデルに関わる項目の後に、Absolute+の付属品について追記しています。

ミニモーターヘッド

ミニモーターヘッドはハンディタイプの掃除機として大活躍

付属品は、延長管にも取り付けられますが、延長管をはずし、ハンディタイプの掃除機として使うこともできます。

ダイソンのハンディタイプの掃除機と同じような用途で使えますから、ベッドのマット、ソファやデスク、車の中の掃除など、さまざまな場所を掃除する時に活躍します。

ミニローラーヘッド V8 ミニモーターヘッド

ヘッドの内側には、回転ローラーがついていて、掃除機のヘッドの小型版のような感覚で使えます。
一般的なハンディタイプの掃除機は、吸い込み口があるだけで、ヘッドにモーターがついているので、掃除力もアップ。
もちろん、V8モーターが稼動しているので、吸引力は、コード付き家庭用掃除と変わりません。

ハンディタイプの掃除機は、吸引力が低いものが多いので、我が家では、V8シリーズを購入し、ミニモーターヘッドを使うようになってから、従来型のハンディタイプの掃除機の出番はなくなりました(^_^;)

5-3

図はV6モーターを内蔵したダイソンのハンディタイプの掃除機ですが、ミニモーターヘッドを使った時のV8の掃除機ともよく似ていますね(*^_^*)

羽布団のような布団の掃除には向かない

ただ、ミニモーターヘッドは、布団ツールと同じ役目はできません
ベッドのマット、マットの上にピタっと敷くシート、カバーがピタっと張られた固めの布団などの掃除には、ミニモーターヘッドでの掃除もよいですが、ヘッド内部に回転ローラーがついているため、ふわっと感が強い羽布団、布団との間にゆとりがカバーなどは、外布やカバーを巻き込んでしまいます。

後述する布団用のヘッドは、モーターがないヘッドで、ミニモーターヘッドで不都合がある布団の掃除は、こちらを利用します。

布団用ヘッドは、Fluffyには付属していないのですが、布団用ヘッドが付属していて、ミニモーターヘッドでの掃除がやりにくい布団には、素直に布団用ヘッドを使ったほうがよいです。

コンビネーションノズル

ノズルの毛が伸びるので、サッシなどを掃きながら掃除できる

1-5コンビネーションヘッド

コンビネーションノズルは、隙間ノズル的な狭い吸い込み口として使えるほか、毛の部分を押し出して、ブラシノズルとして利用することもできます。

コンビネーションノズル

サッシや敷居など、隅の埃を搔き出して掃除したり、住まいの戸の縁、障子の縁など、単なる吸い込み口だけでは取りにくい埃がたまる場所の掃除に活躍します。

後述するハードブラシも同様にブラシがついていますが、コンビネーションノズルのブラシのほうが柔らかく、ハードブラシのほうは、その名の通りコンビネーションノズルの毛よりも硬く、使い分けがありますが、それは、ハードブラシとの比較になりますから、ハードブラシのほうで説明することにします。

隙間ノズル

一般的な掃除機の隙間ノズルと変わらない

隙間ノズル

こちらは一般的な掃除機の隙間ノズルと同様のものです。
ヘッドが入らないような隙間を掃除するのに使います。

布団ノズル

ミニモーターヘッドでは難しい布団の掃除に活躍

布団ノズル

先ほど、ミニモーターヘッドの部分でも書きましたが、ミニモーターヘッドはヘッドに回転ローラーがついているため、マットのような寝具を掃除するのには向いていますが、外布やカバーにゆとりがあり、ローラーが布を巻き込んでしまうような布団の掃除には向きません

 

こした場合は、布団ノズルの出番

布団専用ツール

布団ノズルは、ミニローラーヘッドと違い、布団掃除に特化しているため、布団掃除がしやすくなっています。
私は布団掃除をする時、ミニローラーヘッドよりも、こちらを多用します。

ハードブラシ

コンビネーションノズルでは落としにくい汚れ落としに活躍

ハードブラシとコンビネーションノズル

左側はブラシを出した時のコンビネーションノズルです。
コンビネーションノズルの毛のほうが柔らかく、箒っぽい感覚で使うため、毛がたくさんですが、ハードブラシはその名の通り、毛が固めのため、ゴシゴシ擦って使う感じです。

たとえば、洗面所と浴室を仕切る戸や、玄関戸や、雨風など天候の影響を受ける窓のサッシの埃は、水分を含んで黒い塊のような汚れになってしまっていることが多く、コンビネーションノズルよりも、ハードブラシのほうが活躍します。

ハードブラシのほうが頑固な汚れ向きで、ブラシを水洗いしやすい

ハードブラシは毛が硬く、毛の水はけもよいので、水洗いして乾かしやすいという特徴もあります。

そういう観点からも、コンビネーションノズルよりも、こびりついた汚れがある場所の汚れ落としに向いています。

スポンサーリンク

玄関回りやポート、ベランダなど、屋外の部分的な汚れで、ちょっと掃除機を使い時、車の掃除などでも、コンビネーションノズルより、ハードブラシのほうが扱いやすいと思います。

延長ホース

環境によっては活躍するが、環境によっては活躍しない

延長ホース 延長ホース

写真にあるように、フロアに備えつけの冷暖房器具や、テレビほか備えつけの家電、家具などの後ろを掃除する時に垂らして使うものですが、我が家では、あまり出番がありませんでした(^_^;)

テレビ台を筆頭に、我が家では動かせるものはキャスター付きの土台で動かせるようにしているし、延長ホースが入るぐらいの隙間がある場所は、掃除機の延長管(ヘッドを取り付ける柄の部分)や隙間ノズルで事足りてしまうので、わざわざ、延長管を延長ホースに交換する場面がありません。

ただ、この辺りは、家庭の家電や家具の環境に左右されるので、我が家とは逆に、延長ホースが大活躍するご家庭もあると思います。

2017年度モデルでは、標準の付属品にアップトップアダプターが追加された

2017年度の製品は、標準の付属品に、アップトップアダプターが追加されました。

アップトップアダプターは、棚の上など、上方の届きにくい場所を掃除するときに装着するアダプターです。

バッテリの駆動時間、吸引力など、掃除機本来の性能は変わらないので、2016年モデルと、2017年モデルの違いは延長管の色と、アップトップツールの有無ということになります。

2017年8月追記:ミニソフトブラシとツールバッグ、フレキブルノズルが付いた『Dyson V8 Absolute+』


出典>>ダイソン公式サイト ダイソンV8『Absolute+』

これまで、V8シリーズで、一般の家電量販店では取り扱わない限定モデルといえば、昨年度、発売になったAbsolute Extraでしたが、今年度は、『Absolute+』という名称で、一般の家電量販店で取り扱いがあるモデルには付属しない、フレキシブル隙間ノズル、ミニソフトブラシ、ツールバッグが付属する限定モデルが追加されました。

ダイソンの掃除機は、過去、付属品が多いモデルには『+』とつくことが多かったので、今回は通常のAbsoluteよりも、付属品が多いという意味で『+』のネーミングが採用されたということですね。
限定モデルに興味ある方は、ダイソンの公式サイトを確認してみてください。

>>ダイソン公式サイト ダイソンV8『Absolute+』製品紹介ページ

しばらくは2016年度版と2017年度版で数万円の開きが続きそう

両者は、掃除機のバッテリ駆動時間や、吸引力など本体性能はまったく変わりませんが、延長菅の色と、アップトップアダプターの有無に違いがあります。

最後にモデルごとの価格の参考に、安値ショップ一覧を掲載しているので、新旧モデルの価格差と、延長管の色、アップトップアダプターに、価格差分の価値を見出せるか、否かが商品選びのポイントなりなそうです。

掃除機で、棚の上や、電気の傘など、高いところを掃除する方にとっては、アップトップアダプターはとても便利なものです。
ただ、そうした部分を掃除するのは、掃除機では重いので、柄が長いタイプのふわふわキャッチャーのようなものを使ってお掃除しているという方は、お買い得価格なほうを選びたいと考える方が多いと思います。

※追記情報;セール情報

昨年のV8シリーズのヒット以降、ダイソンの直販サイトでは、たびたび、セールを実施するようになりました。

毎月、セールされる製品が変わるので、コードレス掃除機がセールされているとは限らないのですが、購入を検討する際は、一度、ダイソン直販サイトのセールをチェックすることをお勧めします。

セール対象品は、価格も量販店並みになっているうえ、お掃除ツールなどの付属品プレゼントキャンペーンが走ることもあるからです。

また、直販ショップは、お店としてアフターサービスを行っているため、直販サイトでの購入はトラブル対応も迅速で、安心感がありますし、量販店との価格差が小さな時は、直販サイトのほうが安心感もあります。

 

>>ダイソン直販サイト●割引き対象機種のセールページ

その他の販売セール情報

現在は、2016年度モデルの直営ショップ限定品ダイソンV8シリーズAbsolute Extraがセール中です。

今回分は終了し、価格そのものが2万円ほど安くなりました。

アップトップアダプタがついていませんが、そもそも、思い掃除機では上部は掃除せず、ふわふわキャッチャーなど、進化系ハタキを利用しているよというなどは、在庫がなくなる前に、一度、チェックしてみるといいと思います。

もともと公式直販限定の品なので、人気の高い商品でもありますし、アップトップアダプタに魅力を感じないなのであれば、2017年度モデルのAbusoluteよりも、お買い得にV8シリーズを手に入れられます。

 

>>ダイソン直販サイト●コードレス掃除機一覧ページ


楽天の最安値ショップ

ダイソンV8シリーズに発売年度別モデルが出たので、商品を探すときは、型番も知っておくと便利だと思い、型番と製品名を列記しています。

【2016年度発売モデル安値ショップ一覧】

>>(型番dyson SV10 ABL)ダイソンV8シリーズAbsolute

>>(型番dyson SV10 FF COM)ダイソンV8シリーズFluffy+

>>(型番dyson SV10 FF)ダイソンV8シリーズFluffy

>>(dyson SV10 AN COM)ダイソンV8シリーズAnimalpro

【2017年度発売モデル安値ショップ一覧】

>>(型番dyson SV10 ABL2)ダイソンV8シリーズAbsolute

>>(型番dyson SV10 FF COM2)ダイソンV8シリーズFluffy+

>>(型番dyson SV10 FF2)ダイソンV8シリーズFluffy

>>(dyson SV10 AN COM2)ダイソンV8シリーズAnimalpro

*登録ミスなのか、ショップの嫌らしい意図なのか、2017年モデルのなかに、2016年度モデルが表示され、価格が安いものが飛び込んでくる場合がありますが、型番や、製品写真の延長菅の色を見て、注意してください。

スポンサーリンク