これまで、〈『ケール』、『大麦若葉』、『明日葉』、自分にとってどの青汁が一番いい?〉というシリーズで、青汁の代表的な3つの原材料別『ケール』、『大麦若葉』、『明日葉』を主眼において、それぞれを使った青汁の特徴を記事にしました。

ケール 明日葉 大麦若葉

ひとつひとつの記事の内容が詳細なので、今回は第1回~第3回のダイジェスト、記事の概要をまとめたページをアップしておきます。

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ケールを原材料とする青汁の概要

ケール

『野菜の王様』とも称されるケールは、さまざまな栄養価の高い野菜。

大麦若葉、明日よりも、多くの種類の栄養成分をバランスよく含み、多くの成分それぞれの含有量も大麦若葉や明日葉より、多いため、野菜不足を補い、生活習慣病対策など、健康維持目的で青汁を飲むなら、原材料にケールも含有した青汁を選ぶのが理想です。

さまざまな病気や老化の要因となる活性酸素を抑える抗酸化物質はビタミンC、ビタミンE、βカテロテンなど、さまざまな種類がありケールを使った青汁の抗酸化力が低いわけではありません。

ただ、高い抗酸化力を持つSOD酵素は大麦若葉がもっとも多く、明日葉にはケールにはない栄養成分もあるため、三者とも原材料に含んでいる青汁を選べば、さらにバランスがよくなり、最善の選択となります。

とはいえ、ケールは独特の苦味など味に癖があるため、お茶のように飲みやすい青汁に仕上げるのは難しく、これが青汁を飲み続けるのが難しいと感じる人を増やす要因にもなります。

そのため、ケールを使わず、大麦若葉や明日葉を原材料に使用した青汁も人気が高いです。

 

→ケールを原材料とする青汁の詳細記事はこちら

 

大麦若葉を原材料とする青汁の概要

大麦若葉

ケールが『野菜の王様』と称されることも想像がつくように、ケールと大麦若葉を比較すると、大麦若葉のほうが含有される栄養素が少ないという現実はありますが、共通して含有される成分のなかには大麦若葉のほうが何倍も含有量が多いものもあり、たとえば、活性酸素を抑える作用を持つβカテロンやSOD酵素は、ケールのほうが格段に豊富です。

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また大麦若葉は、食物繊維も豊富で、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の双方を含有しているため、腸内環境の改善など便秘対策にも効果が期待できます。
また、ケールをはじめアブラナ科の植物をメインの原材料にした青汁に加え、イネ科の大麦若葉をメインにした青汁はお茶風の飲みやすい青汁を開発しやすいというメリットもあります。

毎日続けて飲みやすい青汁にするため、ケールを原材料が除いたとしても、明日葉など他の野菜も原材料に加えることで、飲みやすく、ケールを加えた青汁に劣らないバランスの良い栄養価の青汁となります。

野菜不足を補う健康目的というよりも、美容や老化防止を目的として青汁を飲むなら、大麦若葉の青汁が良いといわれるのも、大麦若葉がケールや明日葉よりもSOD酵素が多く、SOD酵素が美容分野でも注目されていること、含まれる食物繊維から肌の調子も左右する便食改善効果が期待できるからです。

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健康目的であれ、美容目的であれ、飲めるであれば、大麦若葉も、ケールも、明日葉も原材料に使われた青汁が最善であることに変わりはないが、ケールを加えた青汁の味が苦手なら、大麦若葉だけなく、大麦若葉に明日葉など他の野菜を加え、より多くの栄養素を摂取できるものが最善でしょう。

 

→大麦若葉を原材料とする青汁の詳細記事はこちら

 

明日葉を原材料とする青汁の概要

明日葉

明日葉には、ケールや大麦若葉にはない注目成分カルコンがあり、含有される栄養素の種類が多いケールや大麦若葉とともに、青汁に使われる代表的な野菜になりました。

カルコンはフラボノイドの一種。フラボノイドとは植物に含まれるポリフェノールの一種で、フラボノイドの多くが活性酸素を抑える働きを持つため、サプリメントなどの健康食品の原材料としても使用されます。

明日葉には、植物のなかでは明日葉からしか抽出されないカルコンがあり、これが血糖値を抑えたり、体内の老廃物や水分調整のなどの改善に有効であること、代謝をあげ、余分な脂肪を消費する効果が期待されることなどから、血糖値が気になる方、むくみ、肥満といったダイエット効果を期待する場合は、明日葉を原材料に用いた青汁を選択するのが良いと言われます。

ただ、ダイエットを意識するのなら、なおのこと、食生活で摂取される栄養素が偏りがちなになりますし、やはりケールや大麦若葉といった多くの栄養成分を持つ他の野菜も原材料に使った青汁のほうが良いといえます。

 

→明日葉を原材料とする青汁の詳細記事はこちら

 
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