前回は、ダイソン、コードレス掃除機V11シリーズの直販限定モデル『Abusolutepro』と一般販売上位モデル『Abusolute』について書きました。
ダイソン11シリーズが発売されたことにより、昨年、発売になったダイソンV10シリーズが何万円も価格が落ちて、お買い得感が出ていますし、Fluffy+とFluffyモデルの一種である直販限定モデルも例外ではありません。
そのため、特にV10シリーズの直販限定モデルは、別途購入を考慮しようと考えると、何万もする魅力的な付属品があるので、V11シリーズとV10シリーズのコードレス掃除機どちらを購入しようかなと迷っている方も多いと思います。

ダイソンコードレス掃除機V11,V10.8

というわけで、今回はダイソン、コードレス掃除機V10シリーズの直販限定モデルに関する補足、キャンペーン情報やプロモーションコードについても補足しました。
ダイソンV8シリーズやダイソンV11シリーズの直販限定モデルに比べて、ダイソンV10シリーズの直販限定モデルは、セットになっている付属品が特徴的ですが、直販限定モデルが上位モデルの一種という位置づけではないため、混乱しがち、注意が必要です。

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また、ダイソン型の直販限定モデルは、キャンペーン期間中に購入しないと悔しい思いをすることになるので、ダイソンのキャンペーンとは、どういう感じなのかについても、補足しておきました。

目次

ダイソンV11シリーズの直販限定モデルはV8同様、メインヘッドが2種類つく上位モデルだが、V10シリーズの直販限定モデルは、メインヘッドが1種類つくモデル

ダイソンコードレス掃除機V8シリーズ以降の製品にはモデル名に一部に変遷がある

2016年にダイソンコードレス掃除機V8シリーズが発売されて以降、『Fluffy+』、『Fluffy』などの名称は一貫性があるのですが、V8シリーズの中から登場した直販限定モデルは名称、内容ともに試行錯誤が垣間見られます(^_^;)

直販限定モデルとは?

一般販売モデルは、さまざまな家電量販店やネットショップで販売されている製品ですが、直販限定モデルは東京青山などにあるダイソン公式ショップか、ダイソン公式サイトと一体化した直販サイトのみで、購入できる限定商品です。
公式直販サイトは、一般販売モデルも販売していますが、直営でない家電量販店やネットショップでは、直販限定モデルを購入することはできません。

ダイソンコードレス掃除機はシリーズが同じなら本体性能が同じ。モデル(型式)名の違いはメインヘッドの違い。『+』がつくか、つかないかはその他の付属品の違い。

直販限定モデルの話を始める前に、まず抑えておきたいのが、ダイソンの掃除機はシリーズ名が同じなら、本体性能は変わらないという点です。
参考のため、表中右側にダイソンデジタルモーターのバージョンを書いておきましたが、掃除機内部で風を巻き起こしたり、遠心分離でゴミや埃を処理するサイクロン方式の掃除機は、重要な技術のひとつがモーター。
ダイソンのコードレス掃除機はV8シリーズが発売されて以降、このモーター技術のバージョン名を製品名に取り入れています。同じシリーズなら掃除機内部の中心技術が同じだから、本体性能が変わらないともいえます。

ダイソンV11シリーズ
では、同じシリーズでモデル名が違う製品は、何が違うのかといえば、製品内容です。
写真は、ダイソンV11シリーズの『Absolutepro』という直販限定モデルです。

日々のお掃除に使うメインヘッドが2種類つくほか、隙間掃除やフトン掃除など用途が特化された『専用(お掃除)ツール』と呼ばれるミニヘッド、ヘッドではない備品としてスタンドなどの付属品がついていますが、同じV11シリーズでも、メインヘッドが1種類しかついていないもの、フトン掃除用のツールや、スタンドがついていないものなどもあり、モデル名や『+』がつくか、つかないかの差は、製品内容の違いから生じています。

Fluffyモデルの『+』がつく製品と、つかない製品の商品は、次回執筆予定のV11シリーズとV10シリーズのFluffy+とFluffyの記事に、詳しく書く予定です。
また、過去記事のV8シリーズの記事にも、V8シリーズのFluffy+とFluffyについて詳細を書いた記事があります。
どんな付属品がつくかは、そのシリーズによって違いがあります。

ただ、メインヘッドや、その他の付属品が関わる命名ルール自体は、V8、V10、V11シリーズも同様です。

ダイソンの掃除機にはメインヘッドが2種類があり、メインヘッドが2種類つくか、どちらかのメインヘッドだけがつくかの違いでモデル名を分類できる

ダイソンコードレス掃除機一覧

いくら掃除機本体の性能が良くても、環境に適していないヘッドを使っては掃除機の性能が台無しです。
たとえば、極端な例ですが、隙間を掃除するのに隙間に入らないヘッドでは役に立ちません。
掃除機は、コードレスに限らず、どんなヘッドを使うかによって、環境に適した掃除ができるか、否かを左右される家電でもあります。

ダイソン ソフトローラークリーナーヘッド ダイレクトドライブクリーナーヘッド

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もちろん、普段使いの汎用性のあるメインのヘッドも例外ではありません。
たとえば、フローリング重視の家庭ならフローリングに傷をつけずに埃やゴミを取れるメインヘッドを利用したいですが、カーペット重視の家庭なら、カーペットの毛に入り込んでしまった埃やゴミも掻き出して掃除したいと考えるでしょう。

ヘッドという観点からいえば、両者は相反するローラーを搭載せねばなりません。毛にしっかり食い込んで埃やゴミを掻き出すようなヘッドは、フローリングには優しいとはいえないのです。

そこでダイソンは、おもにフローリングに対応したヘッドと、絨毯に対応したヘッドを開発しました。
前者が『ソフトローラークリーナーヘッド』(写真上段)で、後者が『ダイレクトドライブクリーナーヘッド(写真下段)です。

ソフトローラークリーナーヘッドがついたFluffy+とFluffyが売れ筋モデルに。そのため、V10シリーズの直販限定モデルは、ソフトローラークリーナーヘッドのみがついたモデルになった

モデル名の分類(V8シリーズ、V10シリーズ、V11シリーズ)

ダイソンV10 付属品

写真はダイソンV10シリーズ『Abolutepro』です。
V10シリーズに限っていえば、直販限定モデルはメインヘッドがソフトローラークリーナヘッド1種類の製品。モデルとしては『Fluffy』という名称の製品の仲間で、メインヘッドが2種類ついている『Abusolutepro』は一般販売されているモデルのみとなっています。

メインヘッドが2種類つくモデル
●ダイソンV8シリーズ『AbusoluteExtra:直販限定モデル』、『Abusolute』)
●ダイソンV10シリーズ『Abusolutepro』
●ダイソンV11シリーズ『Abusolutepro:直販限定モデル』、『Abusolute』)

ソフトローラークリーナーヘッドだけつくモデル
●ダイソンV8シリーズ『Fluffy+』、『Fluffy』
●ダイソンV10シリーズ『Fluffy+』、『Fluffy』、直販限定モデル
●ダイソンV11シリーズ『Fluffy+』、『Fluffy』

ダイレクトドライブクリーナーヘッドだけつくモデル
●ダイソンV8シリーズ『Animal+』、『Animal』
●ダイソンV10シリーズ『Animal+』
●ダイソンV11シリーズ 現状無し

ソフトローラークリーナヘッドとダイレクトドライブクリーナーヘッドがつくモデルが登場したのは、2016年発売のV8シリーズ以降の話です。
シリーズ名はV7のほうがバージョンナンバーは低いですが、V7シリーズはV8シリーズが発売された翌年の発売で、V8シリーズよりも性能が低い廉価版として発売されたモデルですから、高性能を謳ったV8、V10、V11シリーズとは路線の違うシリーズです。
そのため、モデル名も独自のものがあるなど、ここでは却って分かりにくくなるので省略しました。

掃除機本体の高性能化が進んでいる現在、掃除機の本体の性能を左右するメインヘッドもヘッド自体にモーターを内蔵するなど高性能化しているため、ヘッド自体の価格も高くなってしまう傾向にあり、メインヘッドが2種類ついているモデルのほうが価格も上がってしまいます。

くわえて、現在はフローリングのある住まいが多いですし、ソフトローラークリーナーヘッドでも、畳や毛足の短いカーペットにも対応できるなど汎用性の高さも相まって、V8シリーズの時から、ソフトローラークリーナーヘッドがついたモデル、つまり『『Fluffy+』、『Fluffy』の需要が高かったといえます。

V8シリーズで、ソフトローラークリーナーヘッドだけがついたモデルの需要が高かったことを受け、後継のV10シリーズでは直販限定モデルがソフトローナークリーナーヘッドだけがついたモデルとして登場します。

ダイソンV10シリーズの直販限定モデルはフロアドックが魅力、ただ、Fluffyの仲間として発売されたのは微妙な結果に

出典>>ダイソン公式サイト 直販限定モデルのダイソンサイクロンV10(型番sv12FF OLB)の製品ページ

ダイソンV10シリーズの直販限定モデルは、V8シリーズやV11シリーズの限定モデルと違い、特にモデル名がついていませんが、型番からメインヘッドに『ソフトローラークリーナーヘッド』がつく『Fluffy』の一種として扱われていることが分かります。

型番は商品ごとに割り振れ、商品をデータベース化して管理する上でも必要な番号ですが、同名の機種の年代違いの商品などを検索する時などにも便利です。

以下にV11シリーズとV10シリーズの型番と検索結果を付記しおきました。
限定モデルなのでアルファベットは限定モデルを意味する『OLB』となっていますが、その他はダイソンV10シリーズをさす『sv12』、Fluffyという名称のモデルあることを示す『FF』に分類されています。

ダイソンV11シリーズおよびV10シリーズの型番検索の例

【ダイソンV11シリーズ(一般で売られていない直販限定モデルは除く)の安値ショップ順】
>>ダイソンV11シリーズ Abusolute(型番:SV14 ABL)
>>ダイソンV11シリーズ Fluffy+(型番:SV14 FF COM)
>>ダイソンV11シリーズ Fluffy(型番:SV14 FF)

【ダイソンV10シリーズ(一般で売られていない直販限定モデルは除く)の安値ショップ順】
>>ダイソンV10シリーズ Absolutepro(型番:SV12 ABL)
>>ダイソンV10シリーズ Fluffy+(型番:SV12 FF COM)
>>ダイソンV10シリーズ Fluffy(型番:SV12 FF)
>>ダイソンV10シリーズ Animal+(型番:SV12 AN COM)

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【アマゾンでのV11シリーズ取扱い】
>>ダイソンV11シリーズ Abusolute(型番:SV14 ABL)
>>ダイソンV11シリーズ Fluffy+(型番:SV14 FF COM)
>>ダイソンV11シリーズ Fluffy(型番:SV14 FF)

【アマゾンでのV10シリーズ取扱い】
>>ダイソンV10シリーズ Absolutepro(型番:SV12 ABL)
>>ダイソンV10シリーズ Fluffy+(型番:SV12 FF COM)
>>ダイソンV10シリーズ Fluffy(型番:SV12 FF)
>>ダイソンV10シリーズ Animal+(型番:SV12 AN COM

V10シリーズの直販限定モデルの付属品は『フロアドック』とその中に納まっている専用(お掃除)ツール5点が目玉

ダイソンV10 フロアドック
出典>>ダイソン公式サイト 直販限定モデルのダイソンサイクロンV10(型番sv12FF OLB)の製品ページ

フロアドックは、ダイソンV10シリーズの直販限定モデルについてくる目玉の付属品。
掃除機本体を収納できるほか、内部には専用(お掃除)ツールをしまっておける収納ツールです。
フロアドックの引き出しのなかに収められる専用ツール5点も付属しています。

お掃除ツールに限っていえば、メインヘッドが2種類ついたAbsoluteproよりも、直販限定モデルのほうが、『ハードブラシ』(ソフトブラシや、コンビネーションノズルより、固めの毛がついたミニヘッド)分、多い構成です。

参考:Amazonでフロアドックがアホみたいな価格で売られていた

Amazonは、需要と供給のバランスから価格の変動が激しいので、ずっとこの値段ではないかもしれませんが、2019年4月現在、Amazonでは4万円越えで売られていました(汗)
楽天では、ビックカメラで取り扱いがあるようで、1万円台後半でした。

ダイソンの掃除機のツールは、純正品を別途購入すると一品ごとに数千円はするため、別途購入でフロアドックとお掃除ツール5点と考えると、1万円台後半は致し方ないかなという側面はあるのですが、さすがに4万円台は引きます。

参考:ダイソン付属品(別途購入時)の価格帯

>>Amazon フロアドック

>>楽天  フロアドック

>>Amazon ダイソンコードレス掃除機メインヘッド、専用ツール 

>>楽天 ダイソンコードレス掃除機メインヘッド、専用ツール 

ダイソンV11シリーズでは直販限定モデルがヘッドが2種類つくabsoluteの仲間に戻った

ダイソンV11 直販限定モデル ダイソンコードレスV10

ダイソンV10シリーズでは、『ソフトローラークリーナーヘッド』のみがつく『Fluffy+』や『Fluffy』の仲間として販売された直販限定モデルでしたが、V11シリーズでは、V8シリーズの直販限定モデル同様、メインヘッドが『ソフトローラークリーナーヘッド』と『ダイレクトドライブクリーナーヘッド』の2種類がつくAbsoluteモデルの仲間として発売されます。

そもそも、V8シリーズでFluffyと名のつくモデルが人気を博した要因のひとつは、メインヘッドが1種類つくからというよりも、2種類ヘッドがつくモデルとの価格差が何万円もあったからです。それなら、まずはメインへっどが1種類のモデルを買ってみて、必要だと思うのなら、別のメインヘッドや、他の付属品を買い足そうと考えた方も多かったのです。

ですが、目玉のフロアドックを付属品についたダイソンV10シリーズの直販限定モデルの価格は、『Fluffy』という名がつくモデルよりも、上位モデルのAbusoluteproに近いものでした。
実際、V10シリーズ発売後、直販限定モデルの購入を考えている方の多くが、『直販限定モデルを買うか、Abusoluteproを買うか』という選択肢で悩むことになりました。
むしろ、価格の問題から、Fluffy+か、Fluffyの購入を検討していた方は、直販限定モデルは早々に諦めるという感じだったのです。

確かに、Fluffy+やFluffyはV8シリーズで人気モデルとなりましたが、直販限定モデルに付属品を増やしたり、特別な付属品でプレミア感を出し、価格がメインヘッドが2種類つくモデルと変わらないレベルになってしまうのなら、直販限定モデルと比較する一般販売モデルは、価格帯が近いもののほうが良いという見方もできます。
そのため、価格をめぐる現実からV11シリーズでは、V8シリーズの時同様、直販限定モデルが再びメインヘッドが2種類つくAbsolute系のモデルの仲間として発売されました。

ダイソン公式サイトのキャンペーンセール中なら、旧型になったダイソンV10シリーズの直販限定モデルがFluffy+やFluffyと、あまり変わらない価格で購入できる

ダイソン公式サイトのキャンペーン情報をチェックして、V10シリーズ直販限定モデルの買い時を見極めよう

ダイソン プロモーションコード

出典>>ダイソン公式直販サイトのキャンペーン情報

直販限定モデルは、青山などにあるダイソンの公式ショップや、ダイソンジャパンの公式サイトと一体化している公式直販サイトでしか入手することができません。

そのため、購入するのは直販のショップやネットショップになりますが、ダイソンV11シリーズの登場で、旧型になったV10シリーズの直販限定モデルは、キャンペーンのセール品の目玉にもなっているので、もし購入するのなら、キャンペーンを狙いましょう。

私がこの記事を書いている2019年4月下旬は、元号が『平成』から『令和』に変わる時期だったので、定価9万台ちょっとのV10シリーズ直販限定モデルが25%オフの6万8千円台、さらにクーポン番号利用で4000円OFF、くわえて図中『プレンゼント実施中』で専用(お掃除)ツールを一品プレゼントというキャンペーンをやっていました。

ダイソン純正品のお掃除ツールは数千円はするので、プレゼント実施商品は、さらにお得感が増します。

参考:ダイソンのプロモーションコード

ダイソン プロモーションコード

ダイソンのキャンペーンで見かけるプロモーションコードは、アマゾンなどで見かけるプロモーションコード同様、購入時に特定のアルファベット、数値の羅列を入力するものです。
図の例ですと、『GWCP4000』と入力することで、4000円引きになります。

スマホで購入の際は、商品の選択、決済画面の一覧表示で『プロモーション・コード』という表示欄が出るので、ここに適切な文字列数値を入力してください。
PCからの購入の場合は、氏名、住所、決済方法などの入力を終えてからプロモーションコードの入力となります。

参考:ダイソン公式直販利用時の『プレゼント実施中』

ダイソン直販サイトのオマケ

ダイソンの公式直販サイトでは、対象製品のコードレス掃除機の購入なら専用(お掃除ツール)が無料でプレゼントされたり、対象製品の空調家電なら空気清浄フィルターが無料でプレゼントされたりすることがあります。

2019年4月上旬に、最新モデルのV11シリーズの直販限定モデルを私が購入した時や、この記事を書いている下旬のキャンペーン期間中は、柄の部分が曲がるので、隙間ノズルよりも、さらに隙間が掃除しやすく、先端にブラシもつけるので、埃も掻き出しやすい『フレキブル隙間ノズル』がプレゼントされていました。

このフレキシブル隙間ノズルは、公式直販で別途購入すると5400円するツール。
ダイソン製品の購入を検討する時は、割引などの直販サイトのキャンペーン情報や、プレゼント実施の有無なども確認するの良いでしょう。

特に直販モデルは、ダイソンの公式ショップやネットショップからしか購入できないので、なおのことキャンペーン期間を利用したいものです。

ダイソンの旧型モデルのキャンペーンは、ボーナス時期を始め、集客につなげたい時節のイベント時など、不定期ではありますが、年に何度も開催されるので、公式サイトをチェックした時期にキャンペーンをやっていなくても、また、そのうち始まるのでガッカリしないでください。

>>ダイソン公式直販サイトのキャンペーン情報


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