成城石井のプレミアチーズケーキには、複数の種類があります。
年によっても、販売されているお取り寄せ製品の種類が違っているのですが、今現在は、『プレミアチーズケーキ』、『プレミアチーズケーキ、ナチュラルチーズのクアトロフォルマッジォ』、『プレミアチーズケーキ、マンゴー ラズベリー プレミアム チーズ』といった商品がお取り寄せできます。
大定番は、表面にはサクサクとしたシュトロイゼル、ちりばめられたアーモンドとレーズン、ベースにはキビ糖のスポンジ、クリームチーズを使ったベイクトチーズケーキですね(#^.^#)。
スポンサーリンク
パッケージ裏面の品名が、『プレミアチーズケーキ』となっているのも、こちらのプレミアチーズケーキです。
このプレミアチーズケーキについては過去記事があるので、興味のある方は、そちらをご覧ください。
今回、私が食べたのは、成城石井のプレミアチーズケーキのうち、 『ナチュラルチーズのクアトロフォルマッジォ』という商品です。
目次
成城石井 プレミアチーズケーキ、ナチュラルチーズのクアトロフォルマッジォ
こちらもスポンジはキビ糖使用です。
濃厚なチーズケーキにするために、クリームチーズを中心に、マスカルポーネ、マリボーチーズ、チェダーを使用したチーズケーキを重ね、パルメザンをふって焼いています。
こちらの商品も、年によって、原材料となるチーズに変化があるのですが、2016年4月現在は、クリームチーズ類、マリボー、レッドチェダー、パルメザンが使われています。
クリームチーズ
日本国内では、この4つのチーズのなかでは、もっともお馴染みのチーズですが、原産地は不明。今では、世界中で生産され、日本国内でも製造されています。
熟成させないチーズは『フレッシュタイプ』と呼ばれ、クリームチーズも、フレッシュタイプのひとつ。
おもに加熱殺菌された生乳や生クリームに乳酸菌をくわえ発酵させます。乳酸菌由来の柔らかな酸味や、水分と乳脂肪分が織り成す滑らかな舌触りが特徴です。
スポンサーリンク
|
|
マスカルポーネ
かつて、ティラミスが一斉を風靡した時代に、ずいぶんと知名度を上げ、身近になったフレッシュタイプ、イタリア産のクリームチーズの一種です。
イタリアのロンバルディア地方が産地で、生クリームに熱を加え、ナチュラルクリーニングでもお馴染みのクエン酸、あるいは酢酸を加えて固め、布切れで濾過し水分を除いて製造します。
|
|
マリボーチーズ
『マリボー』とは、デンマーク、ローランド島の町の名です。
4種類のなかでは知名度が低いですが、デンマークを代表するチーズのひとつ。加熱すると、伸びがよいので、チーズフォンデュ用のチーズに使われることも多いですから、意識はしたことがなかったけど、『実は食べていた』という方も多いかもしれません。
こちらの乳酸菌をくわえて作られますが、ゴーダチーズなどと同じ『セミハードタイプ』と呼ばれるチーズで、プレスして水分を4割前後抜いた半硬質、比較的、硬いチーズの部類に入ります。
(左側) |
|
レッドチュダー
今は、日本のスーパーでも、おつまみに、料理にと、手軽に使われるようになったチーズですね。セミハードタイプよりも、さらに硬質なハードタイプのチーズです。
チェダーはイギリスを代表するチーズですが、現在では北米、豪州でも生産が盛んです。マリボーのように、乳酸菌を使い、ホエイ(乳性)を除去しますが、ホエイを除去したチーズの元となる塊を反転しながら積み重ねる『チェダリング』という独特な工法が使われます。
この製法を使ったチーズのうち、鮮やかなオレンジ色の着色と風味付けに、アナトー色素(紅の木の種子から作られた色素)を原料乳に添加したものが、レッドチェダーです。
|
|
パルメザンチーズ
パルミジャーノ・レッジャーノ、北イタリアの一定地域で生産されるハードタイプのチーズです。
数年の熟成期間を経るため、香り高く、チーズのなかでは非常に硬質。ナイフやチーズグライター(チーズの削り道具)を使って薄く削ったり、粉状にして食べたり、料理に使用します。
|
|
切り分けやすいパッケージ
定番のプレミアチーズケーキ同様、ケーキを包む紙の型箱は、切り分けやすいよう四方を綺麗にはがすことができるようになっています。
チーズ好きのためのチーズケーキ
定番のプレミアチーズケーキは、年の多い方から子供まで、チーズがそれほど好きでない方でも食べやすいチーズケーキでしたが、反面、輸入品の香りやコクが深いチーズが好きな人には、チーズの香りも味わいも物足りないと感じるものでした。
クアトロフォルマッジォは、チーズの味を存分に楽しむチーズケーキですから、定番のプレミアチーズケーキのように、レーズンやアーモンドといった混ぜ物もありませんし、シンプルかつ濃厚なチーズの味わいのチーズケーキになっています。
甘さは控えめですが、チーズの味わいが濃厚な分、チーズ好きでないとクドイと感じるかもしれませんね(*^_^*)。
定番のプレミアチーズ好きか、クアトロフォルマッジォ好きかは、チーズケーキにチーズの濃厚な香りや味を求めるか、どうかで、好みが分かれると思います。
匂いやコクが強めの欧州産チーズが好きな私は、こちらのほうが好きですが、国内産の癖のないチーズを好む旦那さんは、定番なチーズケーキのほうが好きなようでした。
価格(左:AMAZON、右:楽天市場成城石井店)
|
成城石井 自家製 ナチュラル チーズ の クアトロ フォルマッジォ 1本 新品価格 |
スポンサーリンク