成城石井はオリジナル商品のなかで、複数の種類のジャムを取り扱っています。
今回は、王道中の王道中を比べてみようと思い、定番商品の『成城石井ALL Fruits style』と、『成城石井THE FRUITS JAM』のストロベリーを比較してみることにしました。
目次
『成城石井ALL Fruits style』
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こちらは、『成城石井ALL Fruits style』、ストリベリーのほか、ブルベリー、マーマレード、りんごといった製品があります。
裏面を確認してみると、名称に『フルーツスプレッド』とあります。
『スプレッド』とは、パンやクラッカーに塗って食べる商品の総称で、ジャムもスプレッド類のひとつです。
日本の場合、農林規格では、『ジャム』、『マーマレード』、『ジェリー』、『プレザーブスタイル』を、『ジャム類』と呼びますが、スプレッドは甘いものとは限らず、たとえばチーズを伸ばしたような商品なども、スプレッド類です。
こちらの特徴は、果実本来の風味や香りを楽しむことをコンセプトに、砂糖を使用せず、厳選された粒残りの良い完熟苺をふんだんに使用して作られています。糖度は45度。
国内のジャム工業組合の規定では、40度以上、55度未満が『低糖度』とされていますから、砂糖不使用の低糖度のジャムということになりますが、次に紹介する砂糖を使った商品のほうが糖度は低いです。
『成城石井THE FRUITS JAM』(プレザーブスタイル)
こちらは、『成城石井THE FRUITS JAM』。成城石井のプレザーブスタイルのジャムで、一般的に、成城石井のオリジナルジャムといったら、この商品をさし、発売から20年近く経つ定番中の定番商品です。いちごのほか、ブルーベリー、ラズベリー、杏、温州みかんとオレンジといったラインアップがあります。『「ジャムは甘すぎてあまり食べない」という方にこそ、ぜひお薦めしたいのが成城石井のオリジナルジャム』というのがコンセプトの商品で、糖度は40度に抑えています。
『プレザーブスタイル』と表記されるジャムは、ざっくりいえば、果実が完全に潰されず、形が残ったタイプのジャムなのですが、国によって規定が異なっています。ちなみに、日本の農林規格では、以下のように定義されています。
『ジャムのうち、ベリー類(いちごを除く)の果実を原料するものにあっては全形の果実、いちごの果実を原料とするものにあっては全形又は2つ割の果実、ベリー類以外の果実等を原料とするものにあっては5mm以上の厚さの果肉等の片を原料とし、その原型を保持するようにしたものをいう。(出典:農林水産省告示第1128号)
焼きたてパンで頂きました
我が家はパナソニックのホームベーカリーを使っていて、朝食や休日のブランチはパンにすることも多いのですが、パナソニックのホームベーカリー用ミックス粉の一番人気のソフト食パンミックス
を使いました。
右側がスプレッド、左側がプレザーブ
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私の好みは、苺の果実が、丸ごと入っていてるブレザーブスタイルのいちごジャムでした。
砂糖不使用のオールフルーツよりも、甘さ控えめ。実際のところ、プレザーブスタイルだけで食べたら、甘さ控えめだとは思わなかったと思うのですが、オールフルーツのほうが、酸味が弱く、ものすごく甘く感じました。
私は、『完熟苺、おそるべし』と思ったのですが、うちの旦那さんは、オールフルーツのほうが、いちごジャムらしい味だと感じたようで、ブレザーブスタイルより、砂糖不使用のオールフルーツのほうが美味しいと言っていました。やはり、好みが分かれるから、違う系統の製品があるということなんでしょうね(*^_^*)。
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砂糖ではなく、フルーツが完熟した甘さなら満喫できるという方には、オールフルーツのほうがお勧めです。
でも、完熟フルーツの甘さであっても、砂糖の甘さであっても、甘さは控えめのほうがいいと思う方には、プレザーブスタイルのほうがお勧めです。ちなみに、プレザーブタイプのジャムは、450gの大型タイプもあります。
>>成城石井 楽天市場店
私は、ネットショッピングで色んなお店の商品をごちゃ混ぜで買うことが多いので、AMAZONを利用するのですが、成城石井の商品だけなら、成城石井の楽天市場店のほうが商品検索しやすいと思います。
登場した商品一覧、価格など
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