いぜん、「ナチュラルクリーニング実践トイレ番外編」で、重曹といった一般的なナチュラル洗剤を使ったトイレのメンテンスについて書きました。
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今回は『とれるNO1』というバイオ洗剤を使った「ナチュラルクリーニング実践トイレ番外編」です。
合成洗剤の汚れ落としと、バイオ洗剤の汚れおとしのメカニズムの違いにも、作図つきで触れているので、この洗剤を使ったことがない方も、興味のある方はごらんになってください。
目次
『とれるNO1』とは
「とれるNo1」は、米ヌカや有益微生物を利用した洗剤。もちろん、ナチュラル、合成洗剤ではありません。
私が、この洗剤を使うようになった最大の理由は、手あれです。人体に無害なことと、手荒れは別次元の話。一般的なナチュラル洗剤を使っても、手荒れする人間は、手荒れします。
それで、肌の弱い人が使える石鹸を探していたところ、たまたま出会ったのが、この洗剤。アトピーの方などが洗髪にも使っているという情報を得て、手あれの心配がなく、人も物も掃除できる洗剤と知って使ってみたところ、大あたり。
化学成分が入っていないので、必要以上に皮脂を取って手荒れを引き起こすことがないうえ、米ぬかの自然の油分、保湿成分によって、しっとり効果もあります。
手荒れの問題も解決しましたが、洗剤としても、想像以上に、いろんな場所、対象物に使える優秀な製品だったので、いろんな場面で愛用しています。
使うほど水が綺麗になるので、掃除して流すと排水口の掃除もできる
取れるNO1は、用途が非常に幅広いのですが、このバイオ洗剤が汚れを落とす仕組みを理解すると、トイレの排水まわりを日常的にクリーンに保つこともできます。
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そもそも、合成洗剤を使った場合の汚れ落としは、界面活性剤で汚れを包み込み、対象物から汚れを浮きあがらせることで、対象物を綺麗にします。
ただ、この場合、汚れそのものは分解されていないため、界面活性剤とともに排水に流れ、水を汚しています。排水に、ただ汚れている水を流しているだけなので、汚れ落としが排水まわりに負荷をかけるだけだともいえます。
一方、『取れるNO1』は、有益微生物を使い汚れそのものを分解して、汚れを落とします。そのため、日常の掃除で、この洗剤を使って、水で流すと、排水口のなかでも汚れの分解が続き、日常的に排水口もクリーン保つことができるのです。
そのため、台所、洗面所、お風呂の掃除にも、とても役立ってくれるのですが、私は、この性質を利用して、トイレの排水にも利用しています。
今回は粉末タイプを使う
取れるNO1には液体(スプレー)タイプと、粉末タイプがありますが、今回は粉末タイプを使います。
取れるNO1の汚れ分解と粉末タイプからスプレーを作れる特長を利用して
取れるNO1は、粉末タイプから、液体タイプを自家製でつくることができます。
市販のスプレー(液体タイプ)は発酵が進んだものですから、自家製のスプレータイプと、まったく同じものではないのですが、粉末を使ってスプレーをつくると、経済的ですし、発酵が進んだ市販タイプに比べ、匂いが気にならないというメリットもあります。
公式ページにも、粉末タイプからの液体タイプの作り方が紹介されています。
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もちろん、今回は、スプレーを作るわけではありません。
『とれるNO1』の粉末タイプの成分が水に溶け出すという性質と、汚水も分解するという性質を利用して、トイレのタンクの水に、成分が溶け出すようにしておくと、トイレを使って、水を流すたびに、排水下水まわりも、コツコツとクリーンに保つことができます。
その2では、我が家の例をご紹介します。
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