バレンタインdayが近いということで、楽天マートも、ふだんは主婦一般がスルーようなお高いチョコレート販売にも力を入れておりまして、横浜のチョコレート屋さんVANILLABEANSのオランジュが売られていました。ただ、現在、楽天マートでは完売してしまいましたね。楽天マートは、ネットスーパーですから、主婦の利用が多いと思われますが、私のように、VANILLABEANSのオランジュをふつうに取り寄せるのはちょっと思っていても、ふだんのお買い物ついでに、ここぞとばかりお気軽お試し買いした人も多かったのでかもしれません。

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楽天マートでの取り扱いは完売ですが、VANILLABEANSのチョコは、楽天でふつうにお取り寄せすることができます。ただですね、目下のところ、1万800円以上買わないと送料無料にならないし、税込み756円の2枚入りの商品ひとつ買うために、540円の送料を払いたくないじゃないですか? だからといって、自分のお試し用に、何千円、万単位でチョコレート菓子を買うのでは贅沢過ぎる。お試しして価値があると分かれば、何かあったときの贈り物の候補にもできますが、ひとつふたつ買うのでは敷居が高い。でも、楽天マートみたいなネットスーパーで取り扱ってくれれば、ふだんのお買い物ついでに買えますから、便利ですよね。

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オランジェットとオランジュ
砂糖漬けの柑橘類の皮(ピール)をチョコレートで包んだフランス菓子を『オレンジェット』といいます。柑橘類のピールには、独特の苦味がありますが、甘いチョコレートとの相性は抜群。ピールを細切りにして、好みのリキュールに浸し、チョコレートでコーティングします。好みで、ココアパウダーをまぶしても美味しいですよね。
日本語のチョコレート菓子の名前としての『オランジュ』の話になりますが、こちらは薄切りのオレンジにチョコをあわせた菓子。ショコラオランジュ、ショコラオランジェ、オレジンジチョコレートなど、さまざまな呼び方がされていていますが、チョコレート菓子で『オランジュ』といえば、一般的に、オレンジのスライスを使ったチョコレート菓子がイメージされます。

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VANILLABEANS『チョコレートで世界を幸せに』
企業名は、『チョコレートデザイン株式会社』ですが、『VANILLABEANS』というブンド名で店舗展開している会社です。本店は横浜のみなとみらい。ショップのほかカフェも経営しています。
商品のライナップは、いわゆる高級チョコート。原材料のカカオも厳選され、良質で美味しいチョコレート菓子の提供をモットーする店です。
また、『チョコレートで世界を幸せに』という活動の一環で、原料となるカカオ生産地、ガーナの国の貧しい子供たちのために、学校を建設するなど、『チョコレートで世界貢献』ということを、大真面目にやっている会社でもあります。興味のある方は、VANILLABEANSのサイトをご覧になると良いと思います。学校建設プロジェクトの記事も掲載されていました。

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私が想像していたよりも、スライスのオレンジが、良く言えばみずみずしく、悪く言えばベタついた印象でした。スライスオレンジは蜂蜜付けなので、ベタっとしているのは当然といえば当然なのですが、いぜん、食べたオランジュは、もっとピールに近いものだったので、過去の記憶に引きずられてしまったようです。このお店のオランジュは、オレンジにも拘っていますから、果物の生感も大事にしているんでしょうね。

 

さっそく齧ってみる
『あ、ヤべェ。ヤツのせいで味がしない』
私は、あわてて、食するのをやめました。実はですね、これを食べる前に、前回記事にしたMathezのトリュフを食べてたんですよ~。前回の記事を読んでいただけると分かるかと思うのですが、Mathezのトリュフは、厳密にいえばカカオマスとカカオバターを使った純粋なチョコレートではありません。そのため、味も、ピールの香りも、メーカーの大量生産の加工品らしい強さなんですね。こちらのオランジュは、厳選されたカカオマスとカカオバター、そして天然オレンジの風味を味わう専門店のチョコ。おいしいコーヒーをいれ、舌を落ち着かせてから再チャレンジすることにします。

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ああ、ホンモノのオランジュ、美味しい。でもチョコレートにも、フルーツとチョコのコラボにも、こだわりの欠片もない主人の反応は薄い

バレンタインdayには、ちょっと早いわけですが、主人に2月14日にプレゼントしてからでは、バレンタインday終わちゃってからのチョコレート記事。ちょっとシーズンはずしてしまう観が否めないので、ダンナ様に一足早いプレント。やっぱり、ホンモノのカカオマスとカカオバター、天然オレンジを使ったオランジュは、超ウマイと思った私ですが、主人の反応は、たいへん、薄かったです。
1枚食べた後、『つーか、こっちのほうがうまいんだけど?ちゃんとチョコの味するし』と、Mathezのオレンジピールに手を伸ばして、そういう感想を漏らしました。
以前の記事も書きましたが、うちのダンナ様は、基本、好みの菓子は和菓子でして、チョコレートに対する拘りは一切ありません。そんなわけで、ホンモノのチョコレートより、Mathezのホンモンのじゃないチョコレートのほうが、濃厚なチョコレートの味がすると思ったようです。

オランシュは、オレンジの風味をチョコが台無しにするわけにはいかないお菓子です。オランジに限らず、ベリー、チェリー、リンゴなど、チョコレートと相性が良いフルーツを使ったチョコレート菓子は、みんなそうなんですが、果物の風味や味わいと、チョコレートの風味や食感のバランスを取らなきゃいけない。だから、チョコレートメインのチョコレート菓子より、チョコレートそのものが繊細な味わいになるんです。チョコの味が強過ぎて、フルーツの風味や味わいを殺しては意味がないですから。

つまり、この手のチョコレートは、贈り物としては、相手を選ぶということです。チョコ好きのためのチョコレート菓子というよりも、フルーツとチョコレートがコラボした商品が好きな人間でないと、双方の味わいを楽しんで貰えないのかもしれません。そういう意味では、男性よりも、むしろ女性に贈ったほうが喜ばれるチョコレート菓子かもしれないなあと思いました。見栄えも、女の子のほうがカワイイと思ってくれるでしょうし。
逆に、男性が女性にプレンゼントするお菓子としては、ポイント高いのではないでしょうか? ムムム、おぬしできるな・・・・・・と、私なら思います。
まあ、うちのダンナ様は、できない人なので、こんなお菓子をプレゼントしてくれたことはないですが(~_~;)。
ゴディバとか、ゴディバとか、ゴディバとか、とりあず、ゴディバ渡せば文句ないだろ的発想。。。。
まあ、確かに、ゴディバ貰って文句言うわけにもいかないんですけどね。。。。

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我が家では、ダンナにあげた、ダンナが見向きもしなかいオランジュが一枚残っていて、そのうち、私がティータイムで再び至福の時を味わうことになりそうです(^_^.)。

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