ネットスーパーでも、鍋用のツユ製品や、具材がクローズアップされる季節となりました。
過去記事の鍋関係の食材の記事にも登場していますが、これまで我が家の鍋は、『ZOJIRUSHI グリルなべあじまる』を使っていましたが、『アイリスオオヤマ IHクッキングヒーター焼肉プレート・鍋セット』を購入することになりました。

何年も変わらず人気商品のグリル鍋『ZOJIRUSHI グリルなべあじまる』

ZOJIRUSHI グリルなべあじまる

グリル鍋の楽天ランキングを確認したのですが、私が購入した時と変わらず、『ZOJIRUSHI グリルなべあじまる土鍋風なべ』は、いまだに人気の高いロングセラー商品のようです。

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>>楽天グリル鍋ランキング

ちなみに、『土鍋風鍋』とありますが、ベージュの鉄鍋といった感じで、そんなに土鍋風ではありません。
そこさえ許せれば、使いがっても、耐久性も申し分ありませんでした。

ZOJIRUSHI グリルなべあじまる

でも、IH卓上調理器に買い替えることに

うちの旦那様は、天才的に家事の才能がありません(^_^.)
料理なんて、まったくできないので、仕事の都合で、帰りが深夜になったり、私が出張などで家を不在にする時のご飯や汁物は、電気鍋を活用していました。
これをテーブルの上に出しておいてあげると、彼は、そのまま温めて食べればよいだけ。

でも、旦那様は、7年間に、何度、電源を落とし忘れ、鍋の中身を焦がしてしまったか分からないのです。

そもそも、我が家がカセットガスコンロを利用していなかったも、晩酌したダンナ様が、火を消し忘れて、寝る恐れがあったからなのですが(-_-;)

ただ、この鍋は、長期に渡り、焦げ付きも綺麗に取れるし、本体も、まったく調子が悪くなったことがありませんでした。

でも、7年目、とうとう、鍋の様子がおかしくなりました。。。。

本体は、ピンピンしているし、鍋も焦げ付きはないのですが、旦那様の酷使に耐え切れなくなった鍋の塗装が火脹れのように膨み、変形してしまったのです。

そして、ぷくぷくした膨らみに、穴が開いてしまいました。

さすがに塗装が膨らんで穴が開いてしまうと、そこから塗装と金属の間に水が入ってしまって、塗装内側のサビなどが流れ出してしまうため、不衛生きまわりなく、調理器具として使えません。

Amazonや楽天では、鍋だけ買うことができなそう。
メーカーに問い合わせるという手もあるのですが、これから夫婦ともに年を取る一方です。
うっかり、物忘れもひどくなる一方(^_^.)だと考えると、安全機能が施され、タイマー付きのIH卓上調理商品のほうが良いと思いました。

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グリル鍋は、火加減も、アナログチックなスライドのものが多く、強制OFF機能やタイマー機能もないものが一般的ですが、IH卓上調理器は、安全対策は施されていますし、切タイマーつきの商品も多いのです(*^_^*)。

IH卓上調理器を選ぶ際のポイント

アイリスオオヤマ『IHクッキングヒーター 焼肉プレート・鍋セット』

安全対策

IH卓上調理器には、安全対策が施されています。
IH卓上調理器の安全対策機能は、特定の状況下での強制電源OFFであり、特定の状況の代表例には以下のようなものがあります。

●電源切り忘れ(一定時間操作がないと、強制的に電源をOFFにする)
●空焚き防止(鍋の空焚きを検地して、強制的に電源をOFFにする)
●鍋なし自動検地機能(鍋をおかずに加熱してしまった場合、強制的に電源をOFFにする)
●小物検地機能(スプーンなどの小物を置いて加熱してしまった場合、それを検地して強制的に電源をOFFにする)

多くの製品は、上のような機能がついていますが、念のため、購入の際は、候補の機種に、上記のような安全対策が施されているか、チェックすると良いと思います。

タイマー機能

タイマー機能は、搭載している製品と、搭載していない製品があります。
また、単に切れるだけのタイマー機能がついているものと、煮込み料理用に使えるタイマーも機能もついているものがあります。

タイマー付きの製品が欲しかったのに、購入にしてみたら、タイマー機能がないのではショックが大きいですから、購入の際、製品仕様の概要や、製品写真のメニューなどを見て、『タイマー』、あるいは『切タイマー』といった表示があるか、どうかも確認しましょう。

また、タイマーにも、切れるまでの時間を分単位でしか指定できないものもあれば、煮込み料理などの料理のために数時間の設定ができるものなど、バリエーションがありますから、購入検討商品が、どんなタイマー機能か確認するのが良いと思います。

消費電力

消費電力はグリル鍋の場合は、最大1100Wから1300Wの製品が主流です。

IH卓上調理器は、消費電力の幅があり、最大800W~1400Wの製品が主流ですが、グリル鍋を使っている環境なら、IH調理器にきりかえても、大丈夫な環境が多いと思います。

我が家では、使っていたグリル鍋の最大消費電力が1300Wだったので、最大消費電力が1400WのIH卓上コンロに切り替えても大丈夫だろうと検討をつけ、実際、大丈夫でした。

ただ、グリル鍋も、IH卓上調理器も、消費電力が小さいとはいえないため、これまでカセットコンロを利用していたような環境では、この電化製品のスイッチを入れたら、ブレーカーが落ちてしまうという状況もあり得るので注意も必要です。

加熱の調節

グリル鍋の場合は、スライド式での温度調節が一般的ですが、IH卓上調理器の場合は、5段階から7段階ぐらいまでに分かれているものが主流です。

アイリスオオヤマ『IHクッキングヒーター 焼肉プレート・鍋セット』

ただ、加熱の調節は、通常の過熱調理のほか、調理モードといったコースがある時には、どのコースを選ぶかによって違いも生じます。

つまり、商品によって仕様が異なる項目なので、一概には説明できない部分です。
ただ、この後、私が購入したアイリスオオヤマ『IHクッキングヒーター 焼肉プレート・鍋セット』の機能紹介のほうで、具体的に書いているので、そちらを参考にしていただければ、他の商品の仕様説明をみるときに、イメージしやすくなると思います。

アイリスオオヤマ『IHクッキングヒーター 焼肉プレート・鍋セット』

アイリスオオヤマ『IHクッキングヒーター 焼肉プレート・鍋セット』

さて、ここからは、私が買ったアイリスオオヤマ『IHクッキングヒーター 焼肉プレート・鍋セット』の話です。

鍋用鍋と焼肉プレートがセットなのが魅力

アイリスオオヤマ『IHクッキングヒーター 焼肉プレート・鍋セット』

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我が家は都市ガス利用のマンションで、台所のコンロはIHではありません。
そのため、IH専用の鍋用の鍋や焼き肉プレートも別途用意する必要があったので、セットになっている商品を選ぶことにしました。

鍋やプレートに拘りがある方は、IH卓上コンロと鍋やプレートを別に買うのが良いと思いますが、私の場合は、お得感のあるセット商品を選びました(*^_^*)

アイリスオオヤマ『IHクッキングヒーター 焼肉プレート・鍋セット』

鍋も焼き肉プレートも家族4人で食卓を囲むのに十分なサイズです。

●付属の鍋
直径28cm、満水容量3.6L、本体はアルミニウム合金、IH用の底の貼り底はステレス鋼、底の厚さは5mm。

●焼き肉プレート
幅30cm×奥行き28.5cm、本体はアルミニウク合金、IH用の底の貼り底はステレス鋼、底の厚さは仕様書に記載がなかったのですが、鍋と大きくは違いません。

どちらも、アイリスオーヤマの鍋が売りにしているダイヤモンドコーティングが施されています。

IT卓上調理器製品仕様

製品仕様の概要はをまとめると以下のようになります。

●商品サイズ(cm):幅約33×奥行約39×高さ約5.5
●重量:3.1kg(電源コー含む)
●材質:ABS樹脂(本体)、結晶ガラス(トッププレート)
●電源:AC100V(50/60Hz共用)
●消費電力:最大1400W
●タイマー:1分~9時間50分
●コードの長さ:約1.75m

●火力調節

アイリスオオヤマ『IHクッキングヒーター 焼肉プレート・鍋セット』
加熱調理

通常の加熱調理の火力調整は6段階。
火加減のイメージでは、『保温』、『とろ火』、『弱火』、『中火』、『強火』『最大火力』となります。

揚げ物料理

『揚げ物』というコースを選ぶと火力調整は5段階になります。
温度表示は、温度の『160℃』、『170℃』、『180℃』、『190℃』、『200℃』となります。
この揚げ物コースの時の温度は、油温をさしています。

焼き肉調理

『焼き肉』というメニューを選ぶと、温度の『160℃』、『170℃』、『180℃』、『190℃』、『200℃』、『230℃』、『250℃』の7段階が利用できます。ここでいう『温度』とは、焼き肉プレートの温度です。

湯沸かし

火加減は自動で鍋のなかの水を沸騰するまで沸かし、その後、自動的に電源が落ちます。

安全機能

アイリスオオヤマ『IHクッキングヒーター 焼肉プレート・鍋セット』
切り忘れ防止機能

調理を始めて、2時間以上、前面パネルの操作がないと、電源が切れます。
最初は(えー、2時間は長くない?)と思ったのですが、次の二つの機能があるので問題ありませんでした。

内部回路加熱機能とトッププレート加熱防止機能

内部回路加熱防止機能は、内部の温度が危険域に達すると過熱を終了し、電源が強制的に切れるという機です。
一方、トッププレート加熱防止機能は、トッププレートの温度が危険域に達すると強制的に切れるという機能です。
似ていますが、中身は、ちょっと違います。

たとえば、IH卓上調理器は、ファンで内部の熱を外に逃がしていますから、ファンの通気性を悪くするような置き方をすると、内部の熱が高くなります。
この場合、トッププレートの熱が危険域に達していなくても、電源が切れます。

逆に、焼き肉プレートの空焚きなどでは、内部の温度が危険域に達していなくても、トッププレートの温度が異常に上昇していまいますから、この場合も、電源がOFFになります。

一般的な『空焚き防止機能』という名称ではありませんが、内部回路やトッププレートの安全対策で、それを実現しています。

鍋なし検知機能と小物検地機能

鍋がない状態やスプーンなど小物を置いて加熱してしまった時に電源が切れます。

タイマー機能

アイリスオオヤマ『IHクッキングヒーター 焼肉プレート・鍋セット』

1分から9時間50分まで設定可能です。
このタイマー機能とは、切れる時間設定なので、たとえば1分に設定したら、1分後に切れるし、9時間50分に設定したら、9時間50分後に切れます。

内部回路加熱機能とトッププレート加熱防止機能は、危険温度を基準とする安全装置なので別ですが、タイマーを設定した時は、2時間で自動的に電源が落ちる『切り忘れ防止』機能は、解除され、タイマーで設定した時間が優先されます。

使用した感想

我が家では、鍋も焼き肉も、文句ありません。火力設定が多いですから、調理に問題が生じることはないと思います。

安全性を優先して、IH卓上調理器のファンの音も承知の上で買ったというのも満足度が高い理由かもしれませんが。

【ファンの音】

これは、うるさいと取るか、気にならない程度と取るかは人それぞれに違いますが、IH卓上調理器が物理的にファンを使っているので、無音とはいきません

私はPCも、DOS時代からの自作機ユーザーなので、すんなり受け入れられたという側面もあるのですが、水冷ような静穏の冷却システムを搭載するようになれば音は静かになりますが、換気扇が無音にならないのと同じで、ファンを使って冷却排気している以上、IH卓上調理器が無音とはいかないことは承知しておく必要があります。
テレビの音量は、少し上げないと聞こえにくくなる感じですが、家族で会話しながら食事をするのなら、さほど気にならないという感想が多いようです。

オマケ:楽天最安値ショップ一覧と売れ筋IH卓上調理器製品一覧

家電製品の価格ランキングは、結構、入れ変わるので、今回紹介した商品のランキングが自動的に更新される最安値ショップ一覧を掲載しておきます。

>>『ZOJIRUSHI グリルなべあじまるEP-PW30』楽天最安値ショップ一覧

>>アイリスオオヤマ『IHクッキングヒーター 焼肉プレート・鍋セット』楽天最安値ショップ一覧

また、私が購入した鍋つき、焼き肉プレートつきのIH卓上コンロが一番人気というわけではないので、楽天の売れ筋IH卓上調理器の人気ランキングサイトのリンクも掲載しておきます。
こちらも順位が変われば自動更新されるので、その時々の人気商品を参考することができます。

>>楽天売れ筋IH卓上調理器ランキング

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