お米は日本人にとって、もっとも身近な食品のひとつ。たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどを含んだ食品です。
古くから、日本人は、お米由来の成分を活用してきました。たとえば、米ヌカ(玄米から白米に精米する際に出る外皮の肺)を使って、板の間や木材の家具を磨いて艶を出したり、米のとぎ汁を使って顔を洗ったり、入浴剤として利用したり、お掃除から美容まで、幅広い用途に使われているのです。
私が使っている『とれるNo1』という洗剤も、入浴剤にも利用できますが、この主原料のひとつも米ヌカです。

1-1

私は、お掃除でも、食品由来のナチュラル洗剤を使っていることもあり、食品由来の美容健康製品にも興味があり、今日は、化粧品でも話題になっているお米由来の成分、ライスパワーNo11について書きたいと思います。

スポンサーリンク

 

話題のライスパワーエキスNo11とは

『米』を使った新たな産業としても注目を浴びたライスパワーNo11は、NHKの国際報道といったニュースでも取り上げられました。すでに、大手化粧品メーカーもライスパワーNo11を配合した肌の水分改善を謳った商品を発売しているので、純粋な美容という観点でも、聞いたことはあるという方は多いかもしれません。ライスパワーとは、その名の通り『米』由来の成分をさしています。

1-2

これは、私が、新発売キャペーンで超お買い得で買った(1家族1回限り)ライスビギンのライスパワーNo11配合のオールインワンタイプの化粧品のカタログですが、ライスパワーNo11配合の化粧品は、どれも、『セラミドを増大させ、肌の水分を保つ能力を改善』といった効果を謳っています。



他にも、ライスパワーエキスを配合したさまざまな化粧品が発売されています。

>>さまざまなライスパワーエキス配合化粧品

ライスパワーは、米が持っている機能の異なる成分エキス。36種類に分類されます。商品のなかには、No1、No3エキスを配合したものもありますが、現在の主流はNo11です。
ライスパワーのなかでも、No11は、医薬部外品として皮脂の水分保持機能の改善が認められ、米由来の数十種類のアミノ酸といった成分を含有するのに加え、年齢ともに減り続けるセラミドを増やしてくれる機能を持ち、お肌を内側から健全化し、皮膚の水分保持機能を高めてくれるからなのです。ポイントは、肌本来の水分機能を改善する効果が、薬事法下でも認められているという点です。

今回は、これがどういう意味なのか、書いておこうと思います。

 

セラミドと保湿の関係

多くの保湿化粧品に含まれている成分のうち、コラーゲンやヒアルロン酸は分子量が大きいことから、皮膚の内部にまで浸透させることが難しいと言われています。一方、セラミドは、もともと、表皮の最上層『角質層』に存在する保湿成分です。

1-3

角質層は肌の最上層にあり、活動を停止した細胞が20層ほど積み重なりあっています。図は、イメージですが、角質間が、しっかりしい分が保持された状態にあると、肌のキメが整い、ふっくら状態にあります。逆に、水分保持機能が失われると、肌が荒れ、皮膚がガサついたり、めくれたり、皺が深くなってしまいます。そして、肌の保湿機能に大きな役割を果たしているのが、セラミドやアミノ酸です。

細胞間脂質の主成分がセラミドです。細胞間脂質は、新陳代謝で発する皮脂とは違ったもので、細胞と細胞をしっかりと固定し、角質を階層化、水分の蒸発を防ぐ役割を果たしています。つまり、肌が本来、もっているセラミドが減少すると、角質が崩れ、肌から水分が蒸発してしまうのです。

スポンサーリンク

アミノ酸と保湿の関係

一方、NMFとは、Natural Moisturizing Factorの略。日本語では『天然保湿因子』と訳されます。タンパク質が分解されて放出したアミノ酸が主な成分であり、 NMFは、水分を取り入れ、水分を抱え込んで逃さない役割をはたし、細胞間皮質とともに、角質層の水分維持に大きな役割を果たしています。

スポンサーリンク

そのため、セラミドやアミノ酸配合の化粧品は、保湿力に優れているといわれるのですね。

 

ライスパワーエキスNo11配合の化粧品がアンチエージンケアと言われる理由

1-4

先ほども触れましたが、セラミドは、もともと、表皮の最上層『角質層』に存在する保湿成分。そのため、年齢とともに減少したセラミドを補うため、セラミドを配合した化粧品を外から塗ることでも、保湿効果は期待できますが、ライスパワーエキスのNo11が注目されたのは、肌が本来もっているセラミドを増やすという効果があり、医薬部外品の効能としては、唯一、『水分保持能の改善』として認可された成分だからです。

つまり、放っておけば年齢とともに減少の一途を辿るセラミドを増大するため、肌の水分保持機能を改善してくれるため、外から注入するのではなく、肌を改善する画期的なアンチエージングケア化粧品として注目を浴びることになったんですね(*^_^*)

 

ライスビギンについて

1-5

ライスビギンは、1854年、造り酒屋として創業した「勇心酒造」が、1974年に米の総合利用研究を開始、1987年、米を原料とするものとしては初めて医薬部外品の認可を受けた薬用入浴剤を製品化したことに端を発する製品です。勇心酒造は、1995年にはライスパワーエキスNo.11を開発していますから、この分野においては老舗なんですね。

ライスパワーエキスNo11は、2001年には医薬部外品の有効成分として新規効能「皮膚水分保持能の改善」効果が認められ、医薬部外品として「皮膚水分保持能の改善」という効果が承認されました。これは、薬事法制定以来初めてのことだったそうです。

そして2002年、ライスパワーエキスNo.11を配合した初の商品を販売。この後、従来のスキンケアとは一線を画す「皮膚水分保持能の改善」効果を持つスキンケア商品を、現在まで発展させ、現在のライスビギンシリーズの発売へ繋がっています。

 

ライスビギン『オールインワンエマルジョンNo11』を使用した感想

現在、新製品のライスビギンの『オールインワンエマルジョンNo11』は、かなりお得に買えるようにキャンペーンが展開されています。

>>ライスビギン公式ページ(こちらは、特別価格のページではありません)

>>ライスビギン『オールインワンエマルジョンNo11』8000円を1980円でお試し購入ページ(今後、キャンペーン終了によりリンク切れになる可能性があります)

『肌の改善』という機能を重視しているため、即効性より継続性が求められるスキンケアですから、まずは1本(およそ2ヶ月間)使い続けて貰い、効果を実感して欲しいというコンセプトもあるのだと思います。

1-7

写真では、乳液のような印象ですが、かなりサラッとしていて、伸びもよいです。
そのため、クリームっぽいのは苦手という方にも、使いやすいオールインワンだと思います。ただ、私の場合は、これだけではサラっとし過ぎている印象を受け、クリームやオイルが欲しいなと思いました。すでに、肌の水分保持機能に、問題があるかなのでしょう(~_~)。

ライスパワーエキスNo11配合の化粧品は、肌本来の保湿能力を向上させ、肌そのものを健全化していくタイプの製品です。現時点で、肌が乾燥しやすい方は、しばらく使い続け、肌が健全化されてこないと、しっとり感が物足りないと感じるのだと思います。

また、冬など、日によっては、そもそもの肌の水分量が少なく感じられることもありますから、このような日は、先に化粧水をはたいてからの使用のほうがよいと感じることもありました。

これは、どのオールインワンタイプの化粧品にもいえることなのですが、肌質は個々によっても、季節やその日の天候湿度、室内の冷暖房など、外敵要因によっても差があるので、オールインワンといっても、いつでも同じ状態で、同じような効果が得られるとは限りません。

オールインワン商品が出ているラインナップに、エッセンスやクリームがあることが珍しくないのも、現実には1本で、すべての人が、1年365日に対応するのが難しいからだといえます。

ただ、そうはいっても、オールインワン製品ですから、ちょちょっとお肌のお手入れをすることを念頭に置いて開発され、さまざまな効果が考慮されていますし、サラっとしているので、若い方でも、使いやすいかもしれませんね。

 

キャンペーン製品だけの購入でも割り引き券がつく

1-8

蛇足ですが、ライスパワーNo11配合の化粧品に興味があり、ライスビギン製品を試してもいいなと思う方は、まず1980円のキャンペーン商品だけ買うのがいいと思います。商品には、50%OFFの割り引き券がついてくるので、もし、他の製品がほしいとか、継続使用したいと思った場合は、割り引き券を使うのがお得です。

スポンサーリンク