掃除ブラシと水たまりの除菌漂白

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トイレ掃除をした後、新しい水を流してブラシの掃除をする人が多いと思います。ただ、何度かに一度は、しっかり除菌したい場合は、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム・過炭酸塩)を使います。このとき水たまりを利用すると、『トイレ洗浄中』のような役割をはたし、ブラシでは届きにくい水たまりの除菌漂白にもなります。

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40度ぐらいのお湯を1L対し、酸素系漂白剤を小さじ2杯程度。
いぜん、洗濯機の記事でも、まな板の除菌漂白の記事でも書きましたが、酸素性漂白剤は40度ぐらいの温度で働きが活性化します。そのため、それぐらいの温度になるよう便器の水たまりに湯と酸素系漂白剤を投入します。
このとき、掃除ブラシも一緒に入れて、1~2時間放置。すると、ブラシも、水たまり部分も、一緒に除菌漂白できます。

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タンク内部の汚れ取り

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月に一度ぐらい、カップ半分程度の重曹をタンクの水のなかにいれ、一晩放置すると、内部のヌメリ汚れ対策になります。

豆知識;
重曹は水に溶けにくいという性質があるため、詰まりといった影響が出ないとは言い切れませんから、一気にドバっといれてしまわないでください。先に、ある程度、溶いておいたり、様子を見ながら少しずつ投入します。

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自家製消臭・芳香剤

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『トイレ掃除の事前準備とファーストステップ』という記事で、サニタリーボックスの掃除をしたとき、最後に重曹を少量、ボックス内部に撒くという内容を書きました。

トイレ掃除の事前準備とファーストステップ ☆彡 ナチュラルクリーニング実践トイレ編(その1)

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これは、重曹の消臭効果と湿気に強い(水に溶けにくい)特徴を利用した消臭対策です。つまり、重曹を使えば、ナチュラルな自家製消臭剤、あるいは芳香剤を作ることもできます。

ジャムのビンぐらいの容器に、3分の2ぐらいの重曹を入れます。私の場合、ちょっと容器が大きめで、ビンの口も広いので、半分ぐらいの量を入れました。

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ナチュラル消臭剤なら、これだけでよいのですが、芳香剤にしたい場合は、アロマオイルを適量、垂らします。

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手洗い用専用というわけではないので、消臭のほうは、それほど意識しなくても良い場所には、パっと見、芳香剤には見えない芳香剤として置く事もできますね。

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参考:アロマオイルについて

私が使っている小さなサイズのアロマセットは5本入り、2000円の品です。
アロマ用のオイルとしては匂いが弱いというレビューもありますが、自家製芳香剤として使うのなら、十分強い香りです。
芳香剤目的なら、そんなに高い商品でなくても大丈夫です。安い商品には、決まって、匂いが薄いという評価が出てきますが、アロマオイル本来の使い方をするわけではありません。
そもそも、手洗いや下駄箱といった狭く閉ざされた空間で、アロマオイルをそのまま使うとなると、結構、匂いが篭ります。重曹の上に数滴しか垂らさないのも、このためです。

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アロマオイルを探すとき、アロマオイルに馴染みが薄い方がとっつきやすいのは、オレンジやレモンなどシトラス系の爽やかな香じゃないかなと思います。
ローズゼラニウムやラベンダーは、うちの旦那様は嫌いなようでした。ユーカリは嫌いではないようなので、下駄箱(うちの場合、納戸のようなドア付き空間です)に使ってます。薬草っぽい感じの匂いですが、下駄箱の芳香剤としては悪くないと思います。
あと、アロマオイルは、市販されている芳香剤や、柔軟剤のような、ふわっとした香りではありません。本来、気化させて使うものですから、アロマになじみがない方は、ビンに鼻を近づけて匂いを嗅ぐと、刺激臭のように感じ、驚く方もいるかもしれません。

練り香、香木焚きを嗜んでいた私がそうでした。
『うわっ、まさに西側の人間が作る香料だ』と、最初は鼻をつまみましたから(^_^;)。

もうひとつ蛇足ですが、ローズゼラヌウムは、バラではありません。『ゼラヌウム』という名の植物です。
ローズに似たようなフローラル系の香りがするので、そう呼ばれたり、少しミントが混ざったような香りでもあるため、『グリーンフローラル』と呼ばれたりしています。
アロマテラピーにおいては、自立神経、女性ホルモンのバランスの調整作用があるといわれており、月経痛や更年期障害など、女性特有の悩みで登場するアロマオイルのひとつです。

 

それを知ったとたんに、とりあえず嗅いでおこうかと思い、昔、友人から貰ったアロマセットを引きずり出してしまった40代女子なのでした~(*^_^*)。

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